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ServiceNowのMID ServerってJavaのソフトウェアのことらしいが名前が紛らわし過ぎる...

av.watch.impress.co.jp

Microsoftは現地時間6月2日、テキストを入力するだけでAIが動画を自動生成する「Bing Video Creator」を発表した。「Bing」モバイルから無料で利用でき、今後はデスクトップと検索エンジン「Copilot Search」でも利用できるようになる。

米Microsoft、テキストから動画生成する無料サービス「Bing Video Creator」 - AV Watch

ChatGPTを手掛けるOpenAIの動画生成AI「Sora」を利用したもの。作成したい動画の概要をテキストで入力するだけで、5秒の動画が生成される。まずはアスペクト比9:16のフォーマットから提供され、今後は16:9の動画生成も可能になるという。

米Microsoft、テキストから動画生成する無料サービス「Bing Video Creator」 - AV Watch

codezine.jp

 マイクロソフトは、6月2日、テキストプロンプトによる動画生成アプリケーション「Bing Video Creator」を無料で提供開始した。

マイクロソフト、テキストプロンプトから動画を生成する「Bing Video Creator」無料提供|CodeZine(コードジン)

 Bing Video Creatorには、動画生成AI「Sora」が搭載されており、作成したい動画の説明をプロンプト入力するだけで5秒の短い動画を作ることができる。

マイクロソフト、テキストプロンプトから動画を生成する「Bing Video Creator」無料提供|CodeZine(コードジン)

 利用するには、Bingモバイルアプリ内で「Video Creator」を開き、プロンプトボックスにテキストを入力する。「Create」ボタンを押すとAIが動画を生成する。生成が完了したら通知が届くようになっている。

マイクロソフト、テキストプロンプトから動画を生成する「Bing Video Creator」無料提供|CodeZine(コードジン)

⇧「PC」版とかになったら、尺の長い「動画」も作成できるんだろうか?

API」の「リクエスト」の「レート制限(Rate limiting)」とかが分からないが、5秒以内に収まるシーンを1カットとすることができれば、「映画」を作成することもできて、「映像分野」の学生の「研究」とかの題材とかにできそうね。

「キャラクター」の造詣や「絵コンテ」、「脚本」、「演出」の理解が深ければ、本格的な「映画」乃至は「アニメーション」、「ミュージックビデオ」、「CM(ommercial Message)」などの「映像作品」作品が作れそうね...

ServiceNowとは

相当、昔に、

ts0818.hatenablog.com

ts0818.hatenablog.com

⇧「ServiceNow」について調査していたのだが、改めて、「ServiceNow」とは?

ServiceNowは、企業向けエンタープライズクラウドのPlatform as a Service (PaaS) 及びSoftware as a Service (SaaS) のプロバイダである。

ServiceNow - Wikipedia

企業概要

サービスナウ(ServiceNow, Inc)は、2004 年に、Peregrine SystemsRemedy CorporationのCTO (最高技術責任者) であった Fred Luddy によって創立された企業向けクラウドサービスを提供する企業である。2013 年に日本法人を設立し、日本でも事業活動を行っている。1000人規模が参加する年次カンファレンス「Now at Work」を開催している。

ServiceNow - Wikipedia

⇧ とありますと。

この前、参加してきた日本国内で開催された「Java」のカンファレンス「JJUG CCC 2025 Spring(Japan Java User Group Cross Community Conference 2025 Spring)」の申込者数が1000人ほどとアナウンスされていたので、同じぐらいの規模のカンファレンスが開催されているということなのだが、「ServiceNow」のナレッジがネット上で上位表示されて来ないのが解せぬ...

コロナ前の2019年開催のカンファレンスの参加者は2000人ほどで、2018年の2倍らしいので、概ね、Wikipediaの情報は正しそう。

ascii.jp

 ServiceNow Japanは2019年10月16日、東京都内で年次カンファレンス「Now at Work Tokyo」を開催した。今年のテーマは「Transform the world of work(仕事の世界を変革する)」。主催者発表で昨年の2倍となる、およそ2000名が参加した。

ASCII.jp:来場者は昨年の2倍、ServiceNowが「Now at Work Tokyo」開催 (1/2)

 

話が脱線しましたが、Wikipediaの情報が正しいとすると、「ServiceNow」としては、

  1. PaaS(Platform as a Service)
  2. SaaS(Software as a Service)

の2つのカテゴリーの「サービス」のみをサポートしているということらしい。

なのだが、

www.servicenow.com

The above pic clearly represents how each at layer ServiceNow helps organisation to work better. 

https://www.servicenow.com/community/servicenow-ai-platform-forum/what-kind-of-apps-did-you-build-on-now-platform/m-p/1266911

⇧「責任共有モデル」は断固として拒否しますと言わんばかりに、「XaaS」の分類がなされていない...

更にネットの情報を漁っていたところ、

servicenow-lab.com

SaaSなの?PaaSなの?

ServiceNowは自らの提供するサービスをApplication Platform as a Service(aPaaS)と位置付けており、提供するアプリ開発プラットフォームをNowPlatformと呼んでいます。しかし、ServiceNowはクラウドアプリ開発プラットフォームに加え、自社でもそのプラットフォーム上ですぐに使えるアプリ(SaaS)を提供しているため、PaaS事業者であり、SaaS事業者でもあると思っておけばよいです。

ServiceNowのシステムアーキテクチャの全体像 | ServiceNow研究所

  • aPaaS(NowPlatform) … DB、外部ツール連携するためのコネクタ、ワークフロー、ナレッジ、CMDB、サービスカタログ、モバイルUI、各種開発ツールなどを持つアプリケーション開発プラットフォーム
  • SaaS … ITSM、ITBM、HRSDなど、NowPlatform上ですぐに使える形で提供されているソリューション群

ServiceNowのシステムアーキテクチャの全体像 | ServiceNow研究所

NowPlatformの全体像を表す図として、よく見る図だと、次のような区分けになっています。
(参考: ServiceNow Overview Workflow

ServiceNowのシステムアーキテクチャの全体像 | ServiceNow研究所

⇧ 上記サイト様によりますと、「PaaS(Platform as a Service)」とは言えず、「aPaaS(Application Platform as a Service)」といった形で、「Application」に特化した「PaaS(Platform as a Service)」の「サービス」を提供しているということらしい。

その割には、「構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database)」の「サービス」とかも提供しているので、やはり、

  1. PaaS(Platform as a Service)
  2. SaaS(Software as a Service)

で良い気がしますが...

Wikipediaによると、「構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database)」とは、

構成管理データベース(Configuration Management Database、CMDB)とは、情報システムの全コンポーネントに関する情報の統合された保管・管理(構成管理)を行うデータベース

構成管理データベース - Wikipedia

概要

CMDB は組織がコンポーネント間の関係を理解することを支援し、その構成を管理できるようにする。CMDB は ITIL フレームワーク構成管理プロセスの中核となっている。

構成管理データベース - Wikipedia

CMDB は構成要素(configuration item、CI)とその重要な属性の詳細を記録し、CI同士の関係を記録する。CIは一般に3つの構成可能な属性で記述される:

  1. 技術的属性
  2. 所有者属性
  3. 関係属性

構成管理データベース - Wikipedia

⇧ 上記のような定義とされている。

英語版のWikipediaによると、

configuration management database (CMDB) is an ITIL term for a database used by an organization to store information about hardware and software assets (commonly referred to as configuration items). It is useful to break down configuration items into logical layers.

https://en.wikipedia.org/wiki/Configuration_management_database

This database acts as a data warehouse for the organization and also stores information regarding the relationships among its assets.

https://en.wikipedia.org/wiki/Configuration_management_database

The CMDB provides a means of understanding the organization's critical assets and their relationships, such as information systems, upstream sources or dependencies of assets, and the downstream targets of assets.

https://en.wikipedia.org/wiki/Configuration_management_database

⇧ とあり、「データウェアハウス(data warehouse)」として活用されることもあるらしい。「RDBMS(Relational DataBase Management System)」の1種と考えれば良いんだろうか?

「ServiceNow」の公式のドキュメントによると、

www.servicenow.com

⇧ 上記のように「CMDB Components」なる実装を取り入れてるらしいのだが、一般的な「構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database)」の仕様が分からないので、「ServiceNow」独自の仕様が盛り込まれているのかよく分からない...

ServiceNowのMID ServerってJavaのソフトウェアのことらしいが名前が紛らわし過ぎる...

関係ない話で脱線しましたが、本題。

公式のドキュメントによると、

www.servicenow.com

MID サーバー

管理、計測、ディスカバリー (MID) サーバーは、ローカルネットワーク内のサーバーで Windows のサービスまたは UNIX のデーモンとして動作する Java アプリケーションです。ServiceNow® MID サーバーは、ServiceNow インスタンスと外部のアプリケーション、データソース、サービスの間のデータの通信や移動を支援します。

https://www.servicenow.com/docs/ja-JP/bundle/yokohama-servicenow-platform/page/product/mid-server/concept/mid-server-landing.html

⇧ とあり、「Java」の「アプリケーション」のことを「MID Server」と言うらしいのだが、紛らわし過ぎるんだが...

ちなみに、「MID(Management, Instrumentation, and Discovery)」が正式名称らしいのだが、説明されないと絶対に分からんやん...

いまいち、「MID Server」の立ち位置が分からなかったので、ChatGPT氏に質問してみたところ、以下のような回答が返ってきた。

カテゴリ 該当するか 説明
Web Server HTTPリクエストを処理するサーバではない。Webサービスはホストしない。
Application Server ⚠️ 部分的に該当 Javaで動作し、ロジックを処理する点では類似。ただし、アプリケーション本体ではない。
Integration Middleware ✅ 本質的にこれ 異なるシステム間の連携・通信の仲介を行う役割。
Discovery Agent / Automation Agent ✅ 実際の動きに近い オンプレのデバイス情報取得や操作命令の実行を担う。

⇧ 上記の回答が正しいとするならば、「Server」じゃないやん...

ネット上の情報を見た感じでは、

www.servicenow.com

jfla-consulting.github.io

⇧ 確かに、

  1. ServiceNowのネットワーク
  2. ServiceNow外のネットワーク

を中継する役割を担っているようだ。

「ServiceNow」の「Community」の情報によると、

www.servicenow.com

⇧ 上図のように、「ネットワーク」の設定で、

  1. HTTP
  2. HTTPS

あたりの通信を許可して、「1. ServiceNowのネットワーク」と疎通できるようにしておく必要がありそう。

ちなみに、どちら側から取得リクエストが送信されるのかなのだが、

qiita.com

www.nri-secure.co.jp

servicenow-lab.com

MIDサーバーは何をしてくれるの?

MIDサーバーは内部ネットワークに構築します。MIDサーバーはServiceNowが行いたい内部ネットワークへの通信がないかを定期的に確認し、通信要求があればそれを内部ネットワークにて代行します。

ServiceNow – MIDサーバーってなに? | ServiceNow研究所

通信代行の流れ

通信要求(probe)が発生
②ServiceNowは通信要求をECC Queueに格納
ECC Queueに変更があると、ECC Queue DB Listenerによってその旨をAMBに通知
④AMBからMIDサーバーに新たな通信要求が発生したことを通知
⑤MIDサーバーがECC Queueを確認し通信要求を取得
⑥MIDサーバーが通信を代行
⑦結果をECC Queueに格納

ServiceNow – MIDサーバーってなに? | ServiceNow研究所

www.servicenow.com

⇧ 上記サイト様を見た感じでは、「ServiceNow」側が起点(トリガー)のようなのだが、実際のリクエストは、「ServiceNow」側から「通知」を受け取った「MID Server」側から実行されるようだ。

このあたりの、

No 処理 送信元 送信先
1 通知送信リクエスト ※1 ServiceNow側 MID Server側
2 構成情報の取得リクエスト ※2 構成情報の取得リクエス MID Server側 MID Server側の機器
3 構成情報の送信リクエス MID Server側 ServiceNow側

※1 構成情報の取得リクエストのキューがトリガー。詳細は参考サイト様を参照。

※2 通知リクエストがトリガー。詳細は参考サイト様を参照。

⇧「送信元」と「送信先」を明らかにした図を、公式のドキュメントとして公開して欲しいところですな。

ちなみに、

MIDサーバーとServiceNowの間の定期的な通信

DiscoveryやOrchestrationなどの各機能で行う通信とは別に、MID ServerはServiceNowと定期的な通信をしています。

  • Heartbeat probe
  • Instance Upgrade Check

ServiceNow – MIDサーバーってなに? | ServiceNow研究所

⇧ 上記サイト様によりますと、「ヘルスチェック」的なことも実施しているらしい。

 

「MID(Management, Instrumentation, and Discovery)」自体は「2. ServiceNow外のネットワーク」に所属する「マシン」にインストールが必要らしい。

「MID(Management, Instrumentation, and Discovery)」は「Java アプリケーション」と言っていたので、動作させるためには、おそらく、「Java」のインストールも必要になる気がする。

詳細は、

www.servicenow.com

MID サーバーの構成

MID サーバーのインストールを開始する前に、インスタンスダウンロードサイトにアクセスするためのネットワークを準備する必要があります。ホストのオペレーティングシステムと展開の規模に応じた、いくつかのインストール手順があります。インストール後は、MID サーバーをさまざまな機能で構成できます。

https://www.servicenow.com/docs/ja-JP/bundle/yokohama-servicenow-platform/page/product/mid-server/concept/configure-mid-server.html

⇧ 公式のドキュメントを確認する感じですかね。

それにしても、「ServiceNow」は「サービス」を利用して欲しいと思っていないんじゃないかぐらい、情報が出回っていない...

隠れ家的な活動を心掛けているのかは知らないが、利用者が増えた方がフィードバックとか増えて、「サービス」の「品質」も向上するような気がするのだが...

毎度モヤモヤ感が半端ない…

今回はこのへんで。