ユーザーが自由に改変、再配布などを行うことができる自由ソフトウェアの普及を推進する非営利団体のフリーソフトウェア財団が、ユーザーに携帯電話の自由をもたらすプロジェクト「Librephone」を発表しました。
携帯電話の自由化に向けては、さまざまな取り組みが行われていますが、最も進歩的な「自由ソフトウェア」であるOSにもバイナリブロブが含まれているため、携帯電話コンピューティングは大部分が不自由な状態だそうです。
「Librephone」は、こうしたブロブから解き放たれることを目的としたプロジェクトです。ただし、「新たなAndroidディストリビューションを作成する」ことを目指しているわけではなく、現在製造されているほぼすべてのSoCで使用されている非自由ブロブをより深く理解し、リバースエンジニアリングするための長期的プロジェクトだとのこと。
⇧ 気になるのは、「スマートフォン」も「デバイス」の一種なので、
- ハードウェア
- ソフトウェア
に大きく分かれると思うのだが、「OS(Operation System)」は「2. ソフトウェア」に含まれると思うのだが、価格の割合はどうなのかね?
⇧ という言葉が有名だが、実際問題、
- ハードウェア
- ソフトウェア
のどちらの部分が、より高価なのかは気になりますな。
ちなみに、
世界中で元首相や有力政治家、Netflixのプロデューサー、ノーベル平和賞候補、ジャーナリスト、シリコンバレーの大物などを追跡していた電話追跡ソフトウェア「Altamides」の知られざる実態について、非営利の報道団体であるLighthouse Reportsが綿密な調査と潜入取材で明らかにしました。
世界中のあらゆる人物の居場所を特定できる高度な電話追跡ソフトウェア「Altamides」の実態が潜入取材で明らかに - GIGAZINE
綿密な調査により、このアーカイブがインドネシアのジャカルタに本拠を置く「FIRST WAP」という企業が提供する電話追跡ソフトウェア「Altamides」のものであることが判明。アーカイブに含まれている電話番号は1万4000件以上で、監視対象となった人々は160以上の国々にまたがっていました。
世界中のあらゆる人物の居場所を特定できる高度な電話追跡ソフトウェア「Altamides」の実態が潜入取材で明らかに - GIGAZINE
ジャーナリストらの問い合わせに対しFIRST WAPは、いかなる違法行為や人権侵害にも反対しているものの、顧客の識別を可能にしうる具体的な申し立てにはコメントできないと返答しました。
世界中のあらゆる人物の居場所を特定できる高度な電話追跡ソフトウェア「Altamides」の実態が潜入取材で明らかに - GIGAZINE
また、同社はユーザーにAltamidesという追跡ソフトウェアを提供するだけであり、自ら追跡活動を行っているのではないとして、ユーザーがどのようにAltamidesを使用しているのかは把握していないと主張。その上で、同社の技術は法執行機関による「組織犯罪やテロリズム、汚職との戦い」に利用されていると強調しました。
世界中のあらゆる人物の居場所を特定できる高度な電話追跡ソフトウェア「Altamides」の実態が潜入取材で明らかに - GIGAZINE
Altamidesは、世界中の顧客に監視システムを転売する「闇の仲介業者ネットワーク」を通じて販売されていました。
世界中のあらゆる人物の居場所を特定できる高度な電話追跡ソフトウェア「Altamides」の実態が潜入取材で明らかに - GIGAZINE
⇧ 悪用する輩が後を絶たないのよな...
結局のところ、何だかんだ言ったところで、現実は「お金」が全てという気がしますな...
不誠実な人間が得をする世の中になってしまっているから、「犯罪」も無くならないんだろうなぁ...
ここ30年ぐらいの日本の政党が「犯罪者」の集団に成り下がっているにもかかわらず、「法」が機能しておらず「無法地帯」の野放し状態になっていますからなぁ...
誠に遺憾である...
生成AIエンジン最適化(GEO:Generative Engine Optimization)とは
英語版のWikipediaによると、
Generative engine optimization (GEO) is the practice of adapting digital content and online presence management to improve visibility in results produced by generative artificial intelligence (GenAI). The term was first introduced in November 2023 by six researchers in an academic paper.
https://en.wikipedia.org/wiki/Generative_engine_optimization
GEO describes strategies intended to influence the way large language models, such as ChatGPT, Google Gemini, Claude, and Perplexity, retrieve, summarize, and present information in response to user queries.
https://en.wikipedia.org/wiki/Generative_engine_optimization
⇧ とあり、ザックリとだが、「生成AI」が「情報」を検索しやすいようにさせるってことらしい。
といった感じで、「サイト」の「上位表示」については、依然として「検索エンジン最適化(SEO:Search Engine Optimization)」のみが影響すると思われる。
生成AIエンジン最適化(GEO:Generative Engine Optimization)の対応はする意味はあるのか?
とりあえず、「生成AIエンジン最適化(GEO:Generative Engine Optimization)」を導入すべきかどうかは、「生成AI」の性能や使われ方に依りけりな気がするのだが、
- 生成AIが参考サイトとしてURLを連携してくれるようになっている
- 生成AIが参考サイトとしてURLを連携してくれるようになっていない
の内、「1. 生成AIが参考サイトとしてURLを連携してくれるようになっている」ことが大前提という気がする。
このあたりは、「検索エンジン最適化(SEO:Search Engine Optimization)」の「上位表示」と同じく、「大情報化社会」と言っても過言ではない現代社会において、能動的に「検索」に費やす「モチベーション」は低いのがスタンダードになっているので、自ら主体的に「検索」するのは、
- エンジニア
- コンサルタント
といった、職業上、「情報」を「検索」せざるを得ない人間だけの気がする。
つまり、ちょっと見つからないから諦めるが許されないのだよね...
何と言っても、「デスマーチ」って言葉が当然の如く鎮座している業界だものね...
兎にも角にも、「生成AIエンジン最適化(GEO:Generative Engine Optimization)」は、「生成AI」を提供している企業側にとっての「課題」であって、利用者側がどうこうできる問題ではない気がしますと。
「生成AI」を提供する「ベンダー」は、自身の提供する「生成AI」の「精度」を上げるために「生成AIエンジン最適化(GEO:Generative Engine Optimization)」の対応をして、「幻覚(ハルシネーション)」の発生する頻度を減らしていく必要がありますと。
検索エンジン最適化(SEO)は、2000年代初頭から長年にわたりデジタル上での可視性を支えてきた基盤だ。そこにいま、生成AIエンジン最適化(Generative Engine Optimization、GEO)が、不可欠な補完要素として登場している。
ウェブはSEOから「GEO」へ、ビジネスリーダーのための生成エンジン最適化ガイド | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
従来のSEOは、特定のキーワードをターゲットにしてグーグルがページを見つけやすくすることに注力していた。新しいGEOへの対策では、実際の質問に対し包括的に答えるコンテンツを書くことで、AIシステムが自社の専門知識を引用できるようにすることが重要だ。
ウェブはSEOから「GEO」へ、ビジネスリーダーのための生成エンジン最適化ガイド | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
SEOでは、人間がほとんど意識しないメタタグを付加していた。GEOでは、各ページが何を扱っているかをAIに正確に伝えるため、メタデータとして明確なラベルを追加する必要がある。
ウェブはSEOから「GEO」へ、ビジネスリーダーのための生成エンジン最適化ガイド | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
⇧ とあるように、「生成AI」が、より正確な「データ」に辿り着けるようにしてあげる取り組みらしい。
結局のところ、
AIについて表す比喩には「ブラックボックス」や「オウム」などさまざまなものがあり、OpenAIのサム・アルトマンCEOによって広められた「言葉の計算機」というたとえも有名です。この言葉の計算機という比喩について、オーストラリアのカーティン大学でメディア・創造芸術・社会探究学部講師を務めるエルディン・ミラーク氏が解説しています。
AIはあくまで「言葉の計算機」に過ぎずユーザーが想像するような思考や推論はしていないと専門家が指摘 - GIGAZINE
⇧ 上記にある通り、「生成AI」も「古典的なコンピューター」と同様、人間がある程度、お膳立てして上げる必要がありますと。
つまり、「生成AIエンジン最適化(GEO:Generative Engine Optimization)」が進んでいないということは、「生成AI」にとっては、
計算機科学において、Garbage In, Garbage Out(ガービッジ・イン、ガービッジ・アウト/ガベージ・イン、ガベージ・アウト)、略してGIGOとは、欠陥のある、または無意味な(garbage)入力データは無意味な出力を生み出すという概念である。直訳は「ゴミを入力するとゴミが出力される」。すなわち、「『無意味なデータ』をコンピュータに入力すると『無意味な結果』が返される」という意味である。Rubbish in, rubbish out (RIRO)とも表現される。
⇧ 上記の状況になってしまっているようなので、「生成AIエンジン最適化(GEO:Generative Engine Optimization)」の対応、所謂「インターネット」で公開されている「ページ」への「ラベル付け」が必要になって来ると。
一応、
何もしなければどうなるのか?
多くの企業にとって、GEOを無視したからといってすぐに致命的な影響が出るわけではない。だが、可視性や存在感は徐々に低下していくことになる。
ウェブはSEOから「GEO」へ、ビジネスリーダーのための生成エンジン最適化ガイド | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
より多くの消費者がAI支援の検索へ移行するにつれ、これらのシステムから参照もしくは引用されない企業は、検索エンジンからの流入が減り、新規顧客の獲得機会も縮小する。一方、競合他社は自社が答えられる質問に対して回答を提示することで、知名度や信頼といったマインドシェア(心の中の占有率)を高めていく。
ウェブはSEOから「GEO」へ、ビジネスリーダーのための生成エンジン最適化ガイド | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
今動いている企業は、AIが今後何年にもわたって引用し続ける「標準的な情報源」としての位置付けを確立しつつある。
ウェブはSEOから「GEO」へ、ビジネスリーダーのための生成エンジン最適化ガイド | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
⇧ とあるのだが、「ソフトウェア開発」においては、一向に「ファインダビリティ(Findability)」が上がっていないのよな...
「クラウドサービスプロバイダー」のドキュメントとかも酷い状態のままですしな...
まぁ、「AI」に丸投げできるのであれば文句は無いのだが、「幻覚(ハルシネーション)」の問題が解消されるまでは、我々人類が最後の砦となって「情報」を精査せざるを得ないわけで、結果として「ストレス」が蓄積されていく日々から解放される日は未だ遠くという状況が続くわけですからなぁ...
「決定回避の法則」、または、「選択回避の法則」が常態化するほどの「情報」に溢れた世界になってしまっているので、つまり、ギリギリの状態にいるわけなので、「AI」が気軽に「幻覚(ハルシネーション)」とか「虚偽」の「情報」を混在させて来ると、人間の負担が計り知れないほど増えたように感じてしまうわけなのよね...
解決できない「ディスコミュニケーション」が続くと「ストレス」を感じると思うが、時折「AI」がこの振る舞いをしてくるのよな...
とりあえず、
企業はこぞってAIに注目し、効率と生産性の向上につながると期待を寄せている。ITを専門分野とする人を対象に最近行われた調査では、回答者の87%が対話型AIによって全体的な生産性が上がると考えていた。それでも、偏見と恐れからAIを敬遠する労働者もいる。反対に、AIを頻繁に活用する従業員もいるが、彼らはそうでない同僚よりも高確率で燃え尽き症候群(バーンアウト)に陥りやすい。
AIを頻用する人は燃え尽き症候群になりやすい 取るべき対策は | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
⇧ 上記の調査結果は、分からないでもない。
「生成AI」の利用で、割に合わない「不毛」な時間を浪費させられる体験が続くと、「ストレス」が蓄積されていきますからな...
「徒労感」しか残らなければ、「燃え尽き症候群」に陥るのも然もありなん。
「生成AI」を利用した「拷問」とか爆誕しそうで怖いですな...
「ロシアンルーレット」ならぬ「生成AIルーレット」とか悪用されそうな世界線があっても不思議ではないと...
「ロシアンルーレット」というと、映画「ディア・ハンター(監督:マイケル・チミノ)」を思い出してしまいますな。
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毎度モヤモヤ感が半端ない…
今回はこのへんで。