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Ansibleにはロールバックのような切り戻しの機能は無いらしい...

gigazine.net

Linuxカーネルの開発者、リーナス・トーバルズ氏がLinux 6.14のリリースを「忘れていた」ことを明らかにし、「純粋に無能だった」と謝罪しました。

リーナス・トーバルズが「Linux 6.14のリリースを丸一日忘れていた」と謝罪 - GIGAZINE

2025年3月16日、Linux 6.14-rc7(リリース候補版)を公開したトーバルズ氏は「事態はかなり落ち着いているようなので、よほどのことがない限り、来週末には6.14の最終版をリリースできるだろう」と伝えました

リーナス・トーバルズが「Linux 6.14のリリースを丸一日忘れていた」と謝罪 - GIGAZINE

ところが、週末の23日になってもLinux 6.14はリリースされませんでした。

翌24日、トーバルズ氏は思い出したかのようにLinux 6.14をリリースし、「忘れていた」と謝罪しました。

リーナス・トーバルズが「Linux 6.14のリリースを丸一日忘れていた」と謝罪 - GIGAZINE

リリースが遅れた理由について、トーバルズ氏は以下のように説明しています。

「さて、月曜の早朝だね(朝10時36分に)。私は朝型人間ではないのでこの時間は早いんだ。昨日の日曜の午後、なぜ6.14のリリースを行わなかったのかについて何か言い訳が欲しいところだ。土壇場で重要なことが起こり、物事が遅れたんだと言いたい。でも違う。ただ純粋に無能だったんだ。なぜなら、昨日は土壇場的なことはまったく起こらなかったから。ただ関係ないことを片付けていただけなんだ。その過程で、リリースをすっかり忘れてしまった」

リーナス・トーバルズが「Linux 6.14のリリースを丸一日忘れていた」と謝罪 - GIGAZINE

⇧ 天才ですら且つ忘れることがある、況や我々凡人においてをや。

未曾有の大量情報社会で生活を余儀なくされる現代人、多忙過ぎるんよね...

Ansibleにはロールバックのような切り戻しの機能は無いらしい...

「Ansible」に限らないですが、途中で処理が失敗した場合に、切り戻して真っ新な状態に戻したいことあるあるだと思います。

悲報...

serverfault.com

⇧ 切り戻す方法は無いらしい...

公式のドキュメントによりますと、

docs.ansible.com

インベントリーおよび Playbook への変更の追跡: git でのソース制御

インベントリー、ロール、および Playbook を拡張する際に、Ansible プロジェクトをソースコントロールの下に置く必要があります。ソース管理には git が推奨されます。git は監査証跡を提供し、変更の追跡、誤りのロールバック、履歴の表示と、Ansible エコシステムの管理、維持および拡張のワークロードを共有できるようにします。git を利用するためのチュートリアルおよびガイドは多数あります。

https://docs.ansible.com/ansible/2.9_ja/network/getting_started/intermediate_concepts.html#playbook-git

⇧「これじゃない感」の極み...

復旧がし辛いのは精神衛生上、宜しくないのですが...

そもそも、「Ansible」って「冪等性」を謳っていたような...

docs.ansible.com

⇧ う~む、「冪等性」が担保されるような環境ありきということですかね...

何やら、

automation.ap-com.co.jp

⇧ということらしく、「切り戻し」については「手順書」を元に運用でカバーするしか無さそうという...

銀の弾丸」は存在しないということですかね...

悩ましいのは、

  1. 途中でエラーがあった場合に処理を中止する
  2. 途中でエラーがあった場合に処理を継続する

のどちらの方針でいくべきかよね...

例えば、対象の機器(ホスト)が100台ぐらいあったとして、途中でエラーが発生することもあると思うのよね...

どの機器(ホスト)でエラーが発生したのかだけ特定できるようにしておいて、処理を継続すべきなんかなぁ...

エラーがあったとて、「切り戻し」できるわけでもないわけですし...

まぁ、初回以外のアプリケーションのデプロイであれば、バックアップを取得しておいて、何か不測の事態が起こったら前の状態に「切り戻し」することはできそうですが...

インフラレイヤーの構築になってくると複雑になってきそうなので「切り戻し」は困難を極めそうではある。

毎度モヤモヤ感が半端ない…

今回はこのへんで。