Linuxカーネルの開発者、リーナス・トーバルズ氏がLinux 6.14のリリースを「忘れていた」ことを明らかにし、「純粋に無能だった」と謝罪しました。
2025年3月16日、Linux 6.14-rc7(リリース候補版)を公開したトーバルズ氏は「事態はかなり落ち着いているようなので、よほどのことがない限り、来週末には6.14の最終版をリリースできるだろう」と伝えました。
リリースが遅れた理由について、トーバルズ氏は以下のように説明しています。
「さて、月曜の早朝だね(朝10時36分に)。私は朝型人間ではないのでこの時間は早いんだ。昨日の日曜の午後、なぜ6.14のリリースを行わなかったのかについて何か言い訳が欲しいところだ。土壇場で重要なことが起こり、物事が遅れたんだと言いたい。でも違う。ただ純粋に無能だったんだ。なぜなら、昨日は土壇場的なことはまったく起こらなかったから。ただ関係ないことを片付けていただけなんだ。その過程で、リリースをすっかり忘れてしまった」
⇧ 天才ですら且つ忘れることがある、況や我々凡人においてをや。
未曾有の大量情報社会で生活を余儀なくされる現代人、多忙過ぎるんよね...
Ansibleにはロールバックのような切り戻しの機能は無いらしい...
「Ansible」に限らないですが、途中で処理が失敗した場合に、切り戻して真っ新な状態に戻したいことあるあるだと思います。
悲報...
⇧ 切り戻す方法は無いらしい...
公式のドキュメントによりますと、
インベントリーおよび Playbook への変更の追跡: git でのソース制御
インベントリー、ロール、および Playbook を拡張する際に、Ansible プロジェクトをソースコントロールの下に置く必要があります。ソース管理には git
が推奨されます。git
は監査証跡を提供し、変更の追跡、誤りのロールバック、履歴の表示と、Ansible エコシステムの管理、維持および拡張のワークロードを共有できるようにします。git
を利用するためのチュートリアルおよびガイドは多数あります。
⇧「これじゃない感」の極み...
復旧がし辛いのは精神衛生上、宜しくないのですが...
そもそも、「Ansible」って「冪等性」を謳っていたような...
⇧ う~む、「冪等性」が担保されるような環境ありきということですかね...
何やら、
⇧ということらしく、「切り戻し」については「手順書」を元に運用でカバーするしか無さそうという...
「銀の弾丸」は存在しないということですかね...
悩ましいのは、
- 途中でエラーがあった場合に処理を中止する
- 途中でエラーがあった場合に処理を継続する
のどちらの方針でいくべきかよね...
例えば、対象の機器(ホスト)が100台ぐらいあったとして、途中でエラーが発生することもあると思うのよね...
どの機器(ホスト)でエラーが発生したのかだけ特定できるようにしておいて、処理を継続すべきなんかなぁ...
エラーがあったとて、「切り戻し」できるわけでもないわけですし...
まぁ、初回以外のアプリケーションのデプロイであれば、バックアップを取得しておいて、何か不測の事態が起こったら前の状態に「切り戻し」することはできそうですが...
インフラレイヤーの構築になってくると複雑になってきそうなので「切り戻し」は困難を極めそうではある。
毎度モヤモヤ感が半端ない…
今回はこのへんで。