
デジタル庁は8月5日、大規模災害時に被災地に入り、被災都道府県の災害対応をデジタル面で支援する「災害派遣デジタル支援チーム」を創設すると発表した。民間事業者・自治体などで構成する「防災DX官民共創協議」などと協働して構成する。
⇧「ネットワークインフラ」が機能しない前提を考慮した活動ということになるのかね?
- 電気
- インターネット
が壊滅状態にあると思われますしな...
まぁ、マニュアルに状況に応じた「事前準備」など明記されているとは思いますが...
「オフライン」で機能する「システム」を構築するにしても、「物理マシン」を動作させるには「電気」が必要ですからな...
『冷蔵庫 電気なければ ただの箱』というキャッチフレーズにもあるように、「パソコン」も『電気なければ ただの箱』ですからな...
「パソコン」の場合は、
宮永 好道(みやなが よしみち、1930年 - 1999年1月23日)は、元シャープ顧問、コラムニスト。兵庫県神戸市生まれ。
「パソコンは、ソフトが無ければただの箱」の名言を残した人物としても知られる。また、「Dr.パソコン」、秋葉原界隈の「パソコン仙人」の異名を持つ。
⇧ 上記にあるように「ソフトウェア」在りきでもありますな。
ネットワーク機器のベンダー数あれどEOL情報に辿り着きにくい仕組みどうにかならないか...
「ネットワーク機器」を提供している「ベンダー」でメジャーどころについて、「Phind」に質問したところ、以下のような回答が返ってきた。
| No. | ベンダー名 | 主な製品カテゴリ | 市場シェア(カテゴリ別) | 特徴・用途 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Cisco Systems | スイッチ、ルーター、WLAN、ファイアウォール、SASE、SD-WAN | スイッチ54%、ルーター64%、セキュリティ23% | インフラ全体をカバーする最大手ベンダー |
| 2 | HPE / Aruba | スイッチ、無線LAN、クラウド管理 | 無線LAN約24%、NW全体で上位 | 教育・官公庁・民間含む幅広い導入実績 |
| 3 | Juniper Networks | ルーター、スイッチ、セキュリティ、AI無線(Mist) | コアルーター約25%、セキュリティ約25% | MistによるAI運用が差別化要素 |
| 4 | Palo Alto Networks | 次世代FW、SD-WAN、SASE、Zero Trust | セキュリティ市場1位(約28.4%) | セキュリティ/SASEでリーダー的存在 |
| 5 | Fortinet | ファイアウォール、スイッチ、SD-WAN | セキュリティ市場 約21% | 統合プラットフォームと高コスパ |
| 6 | Arista Networks | DC向けスイッチ、高速ネットワーク、AI向けクラウドNW | DCスイッチ 25〜40% | データセンター/クラウド大規模ネットワークに強い |
| 7 | Huawei Technologies | スイッチ、ルーター、無線LAN、セキュリティ | 全体で10〜15%、RANでは30%以上 | 中国国内・新興国中心に圧倒的規模 |
| 8 | Nokia Networks | 通信インフラ、ルーター、スイッチ | SP市場で約20%、エッジNWに強い | 5Gや大規模事業者向けルーターで強み |
| 9 | Dell Technologies | スイッチ(旧Force10系)、DCインフラ | 一部カテゴリで補完的な市場シェア | 統合型インフラでVMware連携などに注目 |
| 10 | Extreme Networks | スイッチ、WLAN、SD-WAN、クラウド管理 | SMB・教育分野中心 | クラウドベースのNW管理が特徴 |
| 11 | Zscaler | SASE、ZTNA、SWG、CASB | SASE市場 21%(2024年第3四半期) | クラウドネイティブSASEリーダー |
| 12 | Broadcom (旧Symantec) | セキュリティ、ゼロトラスト、クラウド型Webゲートウェイ | SASE市場上位(Cisco・Zscalerと競合) | Symantec買収後にSASE・ZTNA分野で存在感拡大 |
| 13 | Netskope | SASE、CASB、ZTNA、DLP | SASE市場シェア 約5〜7%(2024年) | クラウドセキュリティ特化の新興勢力 |
| 14 | Alcatel-Lucent Ent. | スイッチ、無線LAN、VoIP/UC連携 | 欧州市場中心に採用例 | 医療・ホテル等での垂直統合NW |
| 15 | F5 Networks | L4-L7ネットワーク制御、ADC、WAF | アプリ配信市場で上位 | アプリ高速化・可用性/セキュリティに特化 |
| 16 | A10 Networks | ADC、DDoS対策、アプリNW最適化 | F5と競合、価格競争力あり | ミッドレンジADCで多くの導入事例 |
| 17 | Ciena | 光伝送、WDM、トランスポートNW装置 | 光ネットワーク分野で上位 | 通信キャリア・大手企業向けに強い |
| 18 | Ubiquiti | SMB向けスイッチ・WLAN・ルーター | SMB市場で高人気 | 低価格・簡易UIが中小企業にマッチ |
「主要」な「ネットワーク機器」の「ベンダー」だけでも結構な数になるのだが、「EOL(End Of Life)」に関する情報の取得が容易くいかない...
ちなみに、「EOL(End Of Life)」について、Wikipediaによると、
保守終了製品、サポート終了製品(英: End-of-life product, EOL)は、製品ライフサイクルが終了した製品であり、製品が(ベンダーの観点から)耐用年数が終了したことを示す。ベンダーによっては "End-of-support product、EOS" という単語を使うこともある。
この段階で、ベンダーは製品のマーケティング、販売、部品提供、製品へのサービス・ソフトウェア更新を停止する。 (ベンダーは、単に製品の保守を制限または終了を意図していることもある。 )製品販売のみに特化した場合に、「販売終了 (End-of-sale、EOS)」という言葉を使うことがある。最終製造日以降のタイムラインは製品によって異なり、顧客の観点から予想される製品寿命とも関連している。書籍や工業製品等の場合は絶版と呼ばれる。CD、レコード、DVD等の場合は廃盤と呼ばれる。
⇧ と説明されており、「超重要」な話になって来ると思われるのだが...
ちなみに、
- 販売終了(EOS:End OF Sale)
- サポート終了(EOL:End Of Life)
の関係については、
⇧ 上記サイト様の「Cisco」の「製品」を例にした説明が分かり易いと思われる。
「ソフトウェア」などの「EOL(End Of Life)」については、
⇧「OSS(Open Source Software)」で頑張ってくれているようなのだが、「ハードウェア」側の「EOL(End Of Life)」の情報の管理の仕組みが全く持って整備されていない...
う~む...
「ハードウェア機器」の「ベンダー」は顧客からお金をもらっている立場なのだから、責任を持って「EOL(End Of Life)」の情報一覧を取得できる仕組みまで提供すべきではないのかね?
「クラウド環境」と異なり、「ネットワーク機器」は「物理マシン」であることが多いから、「EOL(End Of Life)」になっていないかを定期的にチェックする必要があると思うのだが、基準となる「EOL(End Of Life)」の情報がプログラム的に取得できるようになっていないと、自動化も進まないものな...
毎度モヤモヤ感が半端ない…
今回はこのへんで。

