
米空軍は10月31日(現地時間)、米軍需企業Anduril Industriesが開発した試作無人機「YFQ-44A」(開発名称「Fury」)が飛行テストを開始したと発表した。同社創業者のパルマー・ラッキー氏はXで「Anduril、米空軍、そして米国にとっての大きな節目だ。世界初の自律型戦闘機が、戦術、技術、道徳の新たなフロンティアを開く」とコメントした。
Anduril社は、自社の自律航空システムが、コマンド&コントロールとミッション自律性を提供するAI採用のプラットフォーム「Lattice」によってタスク化され、接続され、制御されると説明している。
⇧ いやはや、近い将来「AI」による「代理戦争」が行われる時代が来るかもしれないですな...
本当に、映画「ターミネーター(監督: ジェームズ・キャメロン)」に登場する「スカイネット(Skynet)」のような「AI」によって人類が殲滅されるような世界線が訪れそうで怖いですな...
とりあえず、「ロボット三原則」のような制御機構が導入できないとするならば、かなり危うい気がしますな...
ロボット工学三原則(ロボットこうがくさんげんそく、英語: Three Laws of Robotics)とは、SF作家アイザック・アシモフのSF小説において、ロボットが従うべきとして示された原則である。ロボット三原則とも言われる。「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」を目的とする3つの原則から成る。アシモフの小説に登場するロボットは常にこの原則に従おうとするが、各原則の優先順位や解釈によって一見不合理な行動をとり、その謎解きが作品の主題となっている。
安全と安心は別物だということ
ネットの情報を漁っていたところ、
安心と不安は知識量と非線形の関係にある。
何も知らなければ不安を感じることはないが、少し知識を入れると不安はグンとあがるのが一般的。
ある知識量が増えピークを超えると、不安は下がっていく(完全にゼロにはならない)。
人々みんなをピークを超えるまで知識量を増やすしか不安を取り除く術はないが、それは不可能だろう。
⇧ 上記サイト様がまとめてくださっておりました。
つまり、
| No | 用語 | 定義 |
|---|---|---|
| 1 | 安全 | 抽象化を完成することが可能である。 |
| 2 | 安心 | 抽象化を完成することが不可能である。 |
ということになるかと。
「抽象化」を行うには、事前に対象を洗い出す必要がありますと。
で、対象については、
ヘンペルのカラス (英: Hempel's ravens) とは、ドイツのカール・ヘンペルが1940年代に提出した、帰納法が抱える根本的な問題(「帰納法の問題」)を喚起する問題である。「カラスのパラドックス」とも呼ばれるが、パラドックスとして扱うべきかどうかには異論もある。
現実の世界と論理学との関係
ヘンペルの論法による確証は、対象が存在する・対象の総数が事実上有限と見なしてよい…などの諸前提が成り立ってはじめて、現実的に有用なものとなる。
⇧ 上記にあるように、最初に決め打ちするという前提が無いと成立しませんと。
なのだが、「安心」は、各々の人間で「不安」と感じる要因は千差万別であるため、範囲を絞り込むことは事実上不可能であるからして、「抽象化」を完成させることはできませんと。
その点、「安全」については、「人体に危害が及ぶもの」といったような「抽象化」を完成させることが実現し易いと思われますと。
心理的安全性とは
Wikipediaによると、
心理的安全性(しんりてきあんぜんせい、英語: Psychological safety)とは、アイデアや質問、懸念、疑問、間違いを発言しても、罰せられたり、恥をかかされたりすることはないという心理的概念である。チームにおいては、他のメンバーから恥をかかされることなくリスクを取ることができるとチームメンバーが信じていることを指す。心理的に安全なチームでは、メンバーは受け入れられ、尊重されていると感じ、より良い「職場での経験」に貢献する。集団力学やチーム学習において、効果が高いとされている。
歴史
「心理的安全性」という用語は、1950年代に心理学者であり心理療法家であるカール・ロジャーズによって、個人の創造性を育むために必要な条件を確立するという文脈で産み出された。ロジャーズによれば、心理的安全性は3つのプロセスに関連している。「個人を無条件の価値ある存在として受け入れること」「外部からの評価が存在しない風土を提供すること」「共感的に理解すること」である。
⇧ 上記の情報が正しいとするならば、「心理的安全性」という用語自体の「初出」は、1950年代ということで、今が2025年なので、75年の歳月を経ていると。
チームにおける心理的安全性の向上
リーダーおよびチームのいくつかの側面は、チームメンバーの心理的安全性を高めることができる。リーダーシップの2つの側面が、心理的に安全なチームを作る上で特に役立つことが示されている。それらは、リーダーが以下を用いることである。
また、チームの心理的安全性を向上させるのに役立つチームの2つの側面がある。それらは:
⇧ とあり、なかなかに、困難な試みでありますと。
と言うのも、
- 安全
- 安心
は別物であるのだが、「心理的安全性」というものは、「2. 安心」に対して「1. 安全」におけるような何某かの「指標」や「ルール」を用意する必要があるはずだからである。
要するに、各々のチームメンバーが「納得感」を持てる「指標」や「ルール」が無いと、安心できるはずがないのである。
客観的評価の難しい心理的安全性を高めるとはどういうことなのか
で、「サイコパス」のような例外的な存在を除いて、「人」である以上、
- 安心
- 不安
が入り混じった状態ではあるわけで、且つ、各々の人間で異なる状態であると思われますと。
また、「ステークホルダー」の数が増えるほど、
- 安心
- 不安
の「組み合わせ」は増えていくと思われますと。
人間の心理状態を科学的に洗い出すことが難しそうなこともあり、
組合せ爆発(くみあわせばくはつ、英: combinatorial explosion)は、計算機科学、応用数学、情報工学、人工知能などの分野では、解が組合せ(combination)的な条件で定義される離散最適化問題で、問題の大きさn に対して解の数が指数関数や階乗などのオーダーで急激に大きくなってしまうために、有限時間で解あるいは最適解を発見することが困難になることをいう。
⇧ 上記にあるような問題もあり、実質、「組み合わせ」を網羅することは無理筋なのよね...
そうなってくると、チーム内で、「ルール」を決めるしか無さそうな気はしますな...
何度同じことを聞いても怒られる心配のない「AI」を導入するのは、「心理的安全性」を高めてくれるかもしれない一方で、「問題」の発覚が遅れるかもしれないリスクも高まるので、難しいところですな...
アメリカの企業が、「DEI(Diversity, Equity, and Inclusion)」を廃止する動きに進んでいますが、「心理的安全性」を高めるのであれば、「多様」な視点の考えを許容する必要がある気がしますからなぁ...
ちなみに、「DEI(Diversity, Equity, and Inclusion)」はというと、
多様性、公平性、包括性(たようせい、こうへいせい、ほうかつせい)またはダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(英語: diversity, equity, and inclusion、DEI、DE&I)は、すべての人々、特に歴史的に過小評価されてきたグループやアイデンティティや障害に基づいて差別を受けてきたグループのフェアな扱いと完全な参加を促進するための組織的なフレームワークである。
⇧ とありますと。
何となくだが、「多様性」は、
あたりに影響しているのだが、どう影響しているのかを「可視化」ができないところが悩ましいところですな...
ちなみに、「心理的安全性」については、
⇧ 上記サイト様によりますと、「Google」が公開した情報で注目されるようになったらしい。
「Google」が公開している『「効果的なチームとは何か」を知る』というドキュメントによると、良いチームを作るには、
⇧ 上記の要因が重要ということらしく、その中の1つに「心理的安全性」が上げられている。
- 心理的安全性: 、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。
https://rework.withgoogle.com/intl/jp/guides/understanding-team-effectiveness
⇧ そもそも、神様でもない限り、全てを網羅できる人間はいるはずも無いので、他者の話を傾聴しないことの損失の方が大きい気がするのよね...
むしろ、チーム内で認識共有が整理できる機会とできると捉えるべきな気はしますな。
毎度モヤモヤ感が半端ない…
今回はこのへんで。


