
アメリカのライス大学(Rice University)で行われた最新の理論研究によって、量子力学の不思議な性質である「量子もつれ(量子エンタングルメント)」を使うことで、分子の中でエネルギーが移動する速さを大きく加速できる可能性が示されました。
通常、エネルギーはひとつの決まったルートを通って運ばれると考えられていますが、研究では量子もつれ状態でエネルギーを最初から複数の場所に分散させて送り出すと、まるで複数の道路を同時に通るようにしてエネルギーが高速で目的地まで届けられることが示されました。
⇧ むむむ...、「並列処理」っぽいことが実現できるってことですかね?
処理の負荷が気になるところではありますが、「パフォーマンス」的な「ボトルネック」は解消できる可能性があると。
未解読文字の1つ「ヴォイニッチ手稿」とは?
Wikipediaによると、
未解読文字(みかいどくもじ)とは、未だ解読されていない文字体系のことである。
未解読文字の例
- 賈湖契刻文字 - 裴李崗文化、紀元前7000年以降、原文字。
- ヴィンチャ文字 - 新石器時代のヨーロッパ、紀元前6000年以降、原文字。
- 半坡文字 - 仰韶文化、紀元前5000年以降、原文字。
- ウラル・ピクトグラム
- 青銅器時代の文字(紀元前3300年から1200年)
- インダス文字 - インダス文明、紀元前3300年頃以降、おそらく原文字。
- ウルク古拙文字 - ウルク文化期(紀元前3200年)にシュメール人による。絵文字としての性格が強いシンボルで、楔形文字の先祖。
- 原エラム文字 - エラム、紀元前3200年頃以降。
- エラム線文字 - 紀元前2200年頃以降。
- 線文字A - ミノア語、紀元前1900年頃以降、音節文字。
- クレタ聖刻文字 - 紀元前1900年頃以降。
- ワディ・エル・ホル文字 - 紀元前1800年頃、おそらくアブジャド。
- ビブロス文字 - ビブロスの市街、紀元前およそ1700年。音節文字。
- ファイストスの円盤 - 紀元前1600年頃、一つしか存在しないテキスト。
- キュプロ・ミノア文字 - 紀元前1500年頃以降。音節文字。
- 巴蜀文字 - 紀元前5世紀から紀元前4世紀。
- メソアメリカの文字 - 紀元前1000年から紀元後1500年。
- キープ (インカ) - インカ帝国、15世紀、非言語的な記号体系。
- 契丹小字 - 契丹語、10世紀。
- シンガポール・ストーン - 13世紀頃以前。
- ヴォイニッチ手稿 - 15世紀から16世紀頃。
- レヒニッツ写本 - 1838年以前。
- ロンゴロンゴ - ラパ・ヌイ語、1864年以前、おそらく音節文字。
⇧ 相当な数の「未解読文字」が存在するのだが、「ヴォイニッチ手稿」はというと、
ヴォイニッチ手稿(ヴォイニッチしゅこう、ヴォイニッチ写本、ヴォイニック写本とも、英語: Voynich Manuscript)とは、1912年にイタリアで発見された古文書(写本)。未解読の文字が記され、多数の奇妙な絵が描かれていることが特徴である。
概要
大きさは23.5 cm × 16.2 cm × 5 cmで、左から右読み、現存する分で約240ページ(少なくとも28ページが欠落)の羊皮紙でできている。未解読の文字による文章が書かれており、ほぼ全てのページに女性、占星図、植物といった様々な絵が彩色されて大きく描かれている。文章に使用されている言語は多くの歴史研究者および言語学者によって何度も解読の試みが行われているが、現在でも解明されていない。
名称は発見者であるポーランド系アメリカ人の革命家で古書収集家のウィルフリッド・ヴォイニッチにちなむ。彼は1912年にイタリアで同書を発見した。
⇧ とあり、1912年に認知された書物らしいのだが、2025年時点でも解明されていないらしい。
謎の文字と神秘的な挿絵で知られているヴォイニッチ手稿を、人間の目には見えない波長の光でスキャンする技術により、ウィルフリッド・ヴォイニッチが発見するより前に手稿を所有していた錬金術師の署名や、また別の所有者による解読の痕跡が明らかになったことが発表されました。
デイビス氏が、これらの文字を16~17世紀にヴォイニッチ手稿に関わった、あるいは関わったとされた人物の筆跡と比較したところ、プラハの医師であるヨハネス・マルクス・マルシが1640年9月12日にエジプト学者のアタナシウス・キルヒャーに宛てた手紙と非常によく一致していることが判明しました。
ヴォイニッチ手稿は単純な換字式暗号で書かれたものではないことが既に判明しているため、マルシによる解読の試みが今後の解読作業の手がかりになる可能性はほとんどありませんが、デイビス氏は「それでも、写本の初期の歴史に興味深い新しい章を追加することはできます。
特に、マルシや他の初期の解読者が3列のアルファベットを使った理由についてアイデアを持っている暗号の専門家から、この新しい証拠についての見解が聞けるのを楽しみにしています」と述べました。
⇧ 解読作業自体は、16世紀頃から行われていたらしい...
ちなみに、「未解読文字」については、英語版のWikipediaのページも存在しており、
Many undeciphered writing systems exist today; most date back several thousand years, although some more modern examples do exist. The term "writing systems" is used here loosely to refer to groups of glyphs which appear to have representational symbolic meaning, but which may include "systems" that are largely artistic in nature and are thus not examples of actual writing.
⇧ こちらは、「地域」毎に分類してくれている。
いずれにしろ、「読解」に関して、有効な手立ては確立されていないようだ。
英語版のWikipediaによると、「文字」も「システム」と言えるということですかね...
未解読文字の1つ「ヴォイニッチ手稿」は未だ解明に至らずらしいがASIが実現すれば解決なる?
「ASI(Artificial Superintelligence)」とは?
⇧ 上記サイト様によりますと、未だ実現には遠いが、実現できれば、ありとあらゆる「課題」を発見・解決できるかもしれないということらしい。
現状、「生成AI」から「汎用人工知能(AGI:Artificial General Intelligence)」の壁を乗り越えるような「アルゴリズム」が実現できていない模様。
『未知の問題を自律的に解決する』ということは、既に確認されている「未解読文字」だけでなく、未発見の「未解読文字」も解読できるかもしれないと。
少なくとも「生成AI」では、解読は不可能ってことですかね...
ちなみに、「AI」のために増設が加速している「データセンター」において、「消費電力」の急増の問題が浮上しているのだが、
国際エネルギー機関(IEA)によると、データセンターの電力需要は2024年の約416テラワット時(TWh)から、35年までにさらに約800TWh増加すると予測されている。これは、米エネルギー情報局(EIA)の試算によれば、米国内の約7500万世帯が1年間に消費する電力量に相当する。
一方で、シンクタンク「エンバー」によれば、冷房設備の世界的な電力需要は35年までに約1200TWh増加する見込みだ。これは中東地域全体が年間に消費する電力にほぼ匹敵する。
重要なのは、この2つの需要増の発生地域が異なり、需要増に対応できない場合の影響も大きく違ってくるという点だ。
⇧ 上記の予測だと、現在が2025年なので、10年後には「社会インフラ」が破綻する地域も出てくるリスクがあると。
「AI」の進化が停滞していると「エネルギー資源」が枯渇するシナリオが訪れる可能性も十分あり得てしまうと...
将来的に、
- 未知の問題を自律的に解決するASI(Artificial Superintelligence)が開発される
- エネルギー資源が枯渇し、ASI(Artificial Superintelligence)のプロジェクトが凍結される
のいずれかの結末を迎えそうな気がするが、最早、ギャンブル的な状況になっていると言っても過言ではないと...
「開発予算」が限られているのと同じく、「エネルギー資源」も有限ですからな...
とは言え、「メガソーラー」のような「太陽光発電」の設備を導入するのは、環境破壊が進んで天災による被害が増大するだけなので本末転倒ですしな...
後は、
あたりも「放射性廃棄物」の処理方法が解決されない限り、後進に負債を丸投げしているだけですからな...
要は、
- 技術的恩恵
- 技術的負債
の「トレードオフ」になるわけなのだが、先送りされた「課題」は解決が困難なものばかりになるわけで、後進の負担は右肩上がりに上昇していくと...
毎度モヤモヤ感が半端ない…
今回はこのへんで。


