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「石丸構文」って「しっぺ返し戦略」を実施してるだけなんじゃないんかな...

enterprisezine.jp

⇧難しいのは、

  • 許容できる生成AIの精度
  • 生成AIに業務のどの部分まで任せるべきかの線引き

をどうするかってところですかね。

www.itmedia.co.jp

⇧ 94%の精度でも導入できないケースもありましたし...

100%で正しいと判断できない場合に、エスカレーションする仕組みが導入できれば良いんでしょうけど、生成AIがその判断をできないのが現状ということでしょうかね...

「石丸構文」って「しっぺ返し戦略」を実施してるだけなんじゃないんかな...

巷では何やら「石丸構文」というものが話題に上がっていますが、

人物
都知事選落選直後のテレビ中継において、石丸がコメンテーターの質問に対して「同じ質問を繰り返してます?」などと厳しく切り返す場面があった。これに関連して、ふかわりょうXで「【心配】石丸さん、サブウェイ注文できるかな」と投稿したことがきっかけでSNS大喜利状態となり、「石丸構文」として注目を集めた

石丸伸二 - Wikipedia

これについて石丸は、「(コメンテーターが)自分の主張を前提に置きすぎていて、全部が誘導なんですよ、質問が」「そんなのに乗るわけない」とした。また、コメンテーターとのやり取りが「石丸構文」として揶揄されたり、「進次郎構文」と比較されたりしていることについては、「逆にサブウェイの注文はめちゃくちゃ早いですよ。具体的に聞かれた時は即答します」「小泉進次郎さんにちょっと今、並んできているって感じですか。いや面白い」と回答している。

石丸伸二 - Wikipedia

⇧ 2024年7月の都知事選を契機に、SNS上で生まれた用語らしい。

で、どうも、調べてると、曲解されてる感は否めない。

togetter.com

⇧ 上記サイト様で、「石丸構文」が誕生する経緯となったやり取りが紹介されているのだけど、そもそもとして、仮に2つの「定義」があったとして、その2つの「定義」の内容の相違は各々が解釈するものだと思うので、『違いは何ですか?』という「質問」そのものが破綻している気がしますと。

質問する側の考える「違い」と回答する側の考える「違い」は相違していると思われるからして、適切な「質問」としては、

『私の考える「定義A」と「定義B」の内容の相違点は、これこれである。貴方の考える相違点はいかがか?』

みたいな形であれば、回答の仕様があると思いますと。

とは言え、不明点の確認であれば、個別に質疑応答すれば良いだけであって、公のメディアを通して「質問」する意味は無いと思うんよね...

ネット上の情報を漁っていたところ、「石丸構文」について分析しておられる人も出てきており、

newspicks.com

石丸氏の独特な話法は「石丸構文」とも呼ばれており、今SNSで話題になっています。

石丸節は、数学によってできている【石丸構文】

しかし実は、この石丸節。(構文・話法)は、非常に「数学」っぽいんです。(だからこそ、このトピックスで取り上げてみました。)

石丸節は、数学によってできている【石丸構文】

⇧ とあり、上記サイト様の文章を更に読み進めると、大きく3つの特徴を上げており、

  1. 石丸節の特徴1.定義をちゃんと確認する
  2. 石丸節の特徴2.主張の根拠を求める
  3. 石丸節の特徴3.確率をそのまま伝える

⇧ 上記のようになっている。

客観的、且つ、論理的に、曖昧な部分を極力無くそうとしているだけであるように見える。

「事実」と「推測」を明確に分けて思考することを業務上求められることの多いであろう、エンジニアに多い思考方法な気がする。

ameblo.jp

石丸氏は公の場で発言する場合、聴衆が100人いたら100人が同じ感想を持つ解答をするように心がけられているからです。
なので質問者に対してもハッキリとした答えが出せる質問を要求されます。
曖昧さを残さないようにされます。
このことはご自身が他のYouTubeチャンネルで話してらっしゃいました。

「石丸構文ってご存知ですか?」”国語の勉強の面白さ。” | 総合学習教室ブリッジ

ということは、これはインタビュアーの質問(国語でいう問題)が質問相手・また聴衆によってはどうとでも捉えられるものになっていて、それにそのまま石丸氏が答えてしまうと様々な捉え方・複数回答OKになってしまうんですね。

「石丸構文ってご存知ですか?」”国語の勉強の面白さ。” | 総合学習教室ブリッジ

石丸氏の考えが100%聴衆に伝わらないわけです。
それは本当に危険なことです。

「石丸構文ってご存知ですか?」”国語の勉強の面白さ。” | 総合学習教室ブリッジ

⇧ 上記サイト様によりますと、「国語」的な問題として考えると本質が見えてくるらしい。

そもそもとして「質問者」が主観的な立場の「質問」になってしまっている割合が高いと。

まぁ、マスコミ関係者も、営利企業の社員であるからして、自分たちの利益になりそうなバイアスのある「質問」を拵えてしまう傾向になるものね。

ネット上に上がってる情報から推測するに、石丸氏は、

しっぺ返し戦略(しっぺがえしせんりゃく、tit for tat)とは、ゲーム理論におけるゲームの1つ「繰り返し囚人のジレンマ」(プレイヤー=囚人が、ゲームの繰り返し回数を知らされない無期限繰り返しゲーム)での戦略の1つである。

しっぺ返し戦略 - Wikipedia

概要

しっぺ返し戦略では、

  1. 1手目は協調を選択する。
  2. 2手目以降のn手目は、(n-1)手目に相手が出した手と同じ手を選択する。
    例えば2手目の場合、1手目に相手が協調を選択していたら協調を選択し、1手目に相手が裏切りを選択していたら裏切りを選択する。

しっぺ返し戦略 - Wikipedia

しっぺ返し戦略について初めて言及されたものは1965年発表のアナトール・ラパポートとAlbert M. Chammahによる「Prisoner's dilemma: a study in conflict and cooperation」(日本語訳版『囚人のジレンマ―紛争と協力に関する心理学的研究』(1983年、啓明社))においてである。この中ではSIMPLETON(バカ、マヌケの意)と名付けられていた。

しっぺ返し戦略 - Wikipedia

⇧「しっぺ返し戦略」を実施してるだけのような気がしますけど。

まぁ、石丸氏が他者と質疑応答する際の実際の振る舞いを拝見したことが無いので、定かなことは分かりませんが。

とりあえず、シチュエーションによるとは思いますが、「質問する側」も適切な「質問」ができているのかを事前に確認した方が良いということですかね。

双方が納得のいくようなコミュニケーションは人類には早いということですかね...

みんな、自分に取って都合の良いように解釈しがちになってしまいますからな...

毎度モヤモヤ感が半端ない…

今回はこのへんで。