その研究では一行の終わりから新しい行の先頭に戻る際に、多くの人がまず先頭よりも少し進んだ部分に視線を置き、そこから先頭に視線を移動させていることがわかっています。
そのため、一行に占める文字数を増やし改行タイミングを減らせば、改行時のもたつきが減り読む速度を早くできると考えられるのです。
しかし一行が長ければ良いというわけではありません。
日本語の文章では、一行当たりの文字数が約20から29文字のときに読むスピードが頭打ちになってしまうようです。
日本の公立はこだて未来大学の小林順平氏ら研究チームは、電子リーダーの一行の表示文字数を5、11、20、29、40文字の条件を設け、読むスピードを比較しています。
結果、一行当たりの文字数が多くなるほど、読むスピードが速くなりました。しかし、一行当たりの文字数が20文字と29文字のあたりでほぼ頭打ちになることが確認されましたのです。
また文字数が20と29文字の時に読者から最も好まれたことも分かっています。
⇧ 日本語だと、1行は20文字~30文字ぐらいまでにしておいた方が良いってことですか、とは言え、文字が出力されてる媒体にも依りけりですかね。
By the way、ネット上の情報で、
⇧ 欧米の論文の構造を研究してる面白い情報がありましたが、全て半角の小文字で考えた場合、1行64文字っぽいので、日本語だと1行32文字って感じになるんかな?
漫画の吹き出しとかになってくると、
漫画の吹き出しにあまりにも多く書いてしまうと、絵を見る時間が非常に短くなり、漫画を読んでいるという感覚を失っていくからだと思います。確かに「コナン」のように文字数が多いと漫画の絵の価値はかなり下がり読みにくいですね。シナリオ状に直しても「コナン」は十分読めますね。
⇧ 自由度が高いので、難しいですな。
まぁ、興味を惹かれるものについては、多少の読み辛さも許容できるような気がするので、内容が重要ってことですか。
Googleさんも、「検索エンジン最適化(SEO:Search Engine Optimization)」について、コンテンツを充実させるべき、って言ってますし。
SoR、SoE、SoIのIT用語の初出が謎だし、出自の分からん得体の知れない情報を扱う気持ち悪さ
ネットの情報を漁っていたところ、総務省が公開している資料で、
⇧ とあって、
- ICT
- SoR(Systems of Record)
- SoE(Systems of Engagement)
- SoI(Systems of Insight)
⇧ という3つの用語が出てきますと。
上記の資料の中での、それぞれの用語の意味は、
- ●SoR(Systems of Record)
- :業務効率化やビジネス基盤としてのICT
- 企業のIT部門とベンダーがITシステムを構築し、それを事業部門が使うというスタイル。システムに求められるのは、安定性・信頼性。
- 基幹系システムなど運用者(企業)目線のシステム
- ●SoE(Systems of Engagement)
- :新たなビジネスを生み出すICT
- ICTがビジネスと密接に関連し、事業部門主導でシステムを開発する場合も増えてきている。安定性よりも即時性・柔軟性が求められる。
- サービスを提供するためのシステムであり、利用者(顧客)目線のシステム
- ●SoI(Systems of Insight)
- :インサイト(物事を見抜く)ためのICT
⇧ ということらしい。
で、突然、何の説明も無く出てくる用語なのだけど、この用語、一体どこの誰が一番初めに定義して使いだしたものなんだろうか?
と言うか、総務省が管理してると思しき資料なのに、結構、適当な感じなんだけど、『総務省 情報流通行政局 情報通信政策課 情報通信経済室(委託先:株式会社情報通信総合研究所)』ってあるから、資料の作成についての制約とかを設けなかったということなんかな?
で、引き続き、ネットの情報を漁っていると、
なお、「SoR」「SoE」という表現については、「キャズム」等の著書で知られる経営コンサルタント、ジェフリー・ムーア氏が2011年に出したホワイトペーパーが初出とされています。これに近い企業システムの分類は、ITリサーチ会社のガートナーも行っており、そこでは、SoR的なシステムを「モード1」、SoE的なシステムを「モード2」、役割が異なるこれらのITシステムが企業内に併存する状況を「バイモーダル」と読んでいます。
DX時代のテクノロジー&プロセスの「目利き力」(3) 「SoR」「SoE」そして「SoI」の違いを理解しておくべき理由 | TECH+(テックプラス)
⇧ とあって、
- SoR(Systems of Record)
- SoE(Systems of Engagement)
の2つについては、2011年頃に経営コンサルタントのジェフリー・ムーアという方の公開した資料が初出ということらしい。
「SoI(Systems of Insight)」という用語については、誰が何時頃に定義したものなのかサッパリ分からんと言うね...
何と言うか、出処が不明な情報を使っていることに対して違和感や気持ち悪さしか感じないのは、自分だけなんかな?
まぁ、AWSが公開してる情報でも、
⇧ 用語については、出典とかを記載しているわけでもなく無頓着に利用しているので、出処が不明であっても特に気にする必要はないってことですかね。
とりあえず、
- SoR(Systems of Record)
- SoE(Systems of Engagement)
- SoI(Systems of Insight)
についての用語を定義している正確なドキュメントが無い以上、上記の用語についてはプロジェクト毎に用語の説明を記載した方が良さそうですかね。
誰が定義したかが分からん用語だと、一次情報としてどの情報を参照するようにしたら良いか分からんくなるところが辛いですな...
一次情報を確認しろ、と仰る方って、こういう時どうするんでしょうね?
何て言うか、外部に対して公開される資料については、根拠となる参照元の情報は掲載して欲しいところですね。
調べても分からないなら、信頼に足る情報かどうか不明、や、出処については不明など一言添えておいて欲しい...
参照元を明らかにしてくれないと、AIの提案してくれる見当外れな情報と変わらんくなってきちゃうからなぁ...
一番手間暇のかかる調査作業に対してこそAIにお任せしたいのだけど、その領域に対する精度がいまいちなので、人力で頑張る必要があるんだが...
毎度モヤモヤ感が半端ない...
今回はこのへんで。