OpenJDKの自由化が始まったそうで、一体、どれを使ったら良いんだい?ということで、どうもボクです。
⇧ に行って参りました~。
「選択回避の法則」じゃないけど、選択肢がありすぎて、どれを選んだら?っていう私たちに道標を!ってな話でしたかね。
まだまだ、OpenJDKが洗練されるのは先の話なんでしょうかね。
⇧ 「Simple is best」という方向に進んで欲しいですかね~。
というわけで、Javaの開発の根幹となる、JDK についてです。
Oracle JDK のライセンスの変更
事の発端は、「Oracle JDK」のライセンスが変わった ことによるのでは無いでしょうか。そもそも、「JDK」について種類があるっていうの知らなかったんですよ、私はね(涙)。
んで、Oracle さんが、
⇧ 「個人利用以外は、有償化ね、よろしく! 」ってことになったらしいと。
なので、Java 8 までだと「Oracle JDK」は、無償でイケるらしいんだけど、Java 9 ~とかは、有償化されるらしい?と。
で、2019年7月27日(土)現在、
⇧ 「Java SE 8 」のアップデートは、「2020年12月末」までらしい...。
将来的に「Oracle JDK」以外のJDKを模索する必要があると。
OpenJDK とは?
んで、今後のJava開発で利用されていくであろうというのが「OpenJDK」であると。
OpenJDK (Open Java Development Kit) は、プログラミング言語Javaのフリーかつオープンソースの実装である。2006年、サン・マイクロシステムズが始めたもので、GPLリンク例外つきの GNU General Public License (GNU GPL) でライセンスされている。リンク例外つきとしたのは、Javaクラスライブラリのライブラリとしての使用をGPLライセンスの適用外とするためである。OpenJDKはJava SE 7以降の公式リファレンス実装とされている。
で、
Oracleが、長期サポートリリース(LTS)に対するセキュリティアップデートをパーミッシブ・ライセンスでリリースするのを中止したため、他のグループらがパーミッシブなライセンスのビルドを提供し始めている。
ビルド | パーミッシブ | Pure | 商用サポート | LTS |
---|---|---|---|---|
AdoptOpenJDK/IBM | Yes | Optional | Yes | Yes |
AdoptOpenJDK/JClarity | Yes | Optional | Yes | Yes |
Amazon Corretto | Yes | No | Yes | Yes |
Azul Zulu | Yes | No | Yes | Yes |
BellSoft Liberica JDK | Yes | No | Yes | Yes |
ojdkbuild | Yes | Yes | No | Yes |
Oracle Java SE | No | No | Yes | Yes |
Oracle OpenJDK | Yes | Yes | No | No |
Red Hat for Windows | Yes | No | Yes | Yes |
SapMachine | Yes | No | Yes | Yes |
と、Oracle さんが、ライセンス変更したんで、サードパーティの皆様が無償で利用できるJDKを公開してくれているらしい。
「Oracle Java SE(Oracle JDKのこと)」以外のJDKの使用について検討する必要が出てきたと。
「OpenJDK」については、
⇧ きしださんのスライドが分かりやすいです。流用させていただきました。
ということらしく、「Oracle JDK」も元にしているのは、「OpenJDK」ということらしい。
「OpenJDK」をビルド後のバイナリを、サードパーティ毎に公開してくれているということになるようです。
OpenJDK については、
⇧ 「@yamadamn」さんのツイート記事「https://twitter.com/yamadamn/status/1154389189737103360」の公開スライドが詳しいです。
ということで、JDKの選定も考慮しないといけない時代になってしまったと...勉強しなければいけないことがどんどん増えていく(涙)
今回はこのへんで。