Java SEなどの標準的なクラスライブラリ以外で何か使いたい場合は、外部ライブラリを使う必要があるようですが、有名なものがApache-Commonsというものらしいです。
Javaでは、外部ライブラリを管理するために、Maven というツールがよく利用されるようです。
⇩ Gradleっていうツールも使われることが多いようです。
・イマドキのIDE事情 第16回Groovyベースのビルドツール「Gradle」をEclipseで使ってみる | Geekroid
今回は、Mavenで。
EclipseにMavenプラグインがインストールされてるか
Eclipseでは、Mavenのプラグインが最初から組み込まれていることが多いらしく、MavenのEclipseプラグイン「m2e」がその正体らしいっす。インストールされているか確認してみます。
Eclipseで、「ファイル(F)」>「新規(N)」>「その他(O)...」を選択。
「Maven プロジェクト」が選択できるようになっていれば、インストール済みです。
もし、インストールされていなかったら、「ヘルプ(H)」>「Eclipse マーケットプレイス(M)...」を選択し、
『m2e』で検索すると、見つかります。今回は『インストール済み』となっています。
「m2e」 がインストールされていれば、EclipseでMavenの利用ができるようです。
Mavenプロジェクト
Eclipseで「ファイル(F)」>「新規(N)」>「Maven プロジェクト」を選択でいけますが、「Javaプロジェクト」を「Mavenプロジェクト」に変換することもできます。
今回は、既存の「Javaプロジェクト」を「Maven プロジェクト」に変換していきたいと思います。
「パッケージ・エクスプローラー」のJavaプロジェクトを選択した状態で、右クリックし、「構成」>「Maven プロジェクトへ変換」を選択します。
デフォルトの状態で「完了(F)」をクリック。
「パッケージ・エクスプローラー」の変更されたプロジェクトを開くと、「pom.xml」ファイルがあるので、ダブルクリックし、ファイルが開いたら、タブの「依存関係」を選択します。
「依存関係」の「追加...」をクリック。
「グループ ID、アーティファクトID または sha1 窃盗部またはパターン(*)の入力(E): 」で、「lang」と入力すると、「検索結果(S):」に「commons-lang commons-lang」と表示されるので、選択し、「OK」をクリック。
pom.xmlファイルの「依存関係」にライブラリが追加されるので、pom.xmlファイルを保存します。
「パッケージ・エクスプローラー」で「Maven 依存関係」の中に、ライブラリが追加されました。
『C:¥Users¥ユーザー名¥.m2¥repository¥commons-lang¥commons-lang¥2.1』フォルダにいろいろ追加されてます。
外部ライブラリを使ってみる
「新規」>「クラス」を選択。
「名前(M):」を入力し、「どのメソッド・スタブを作成しますか?」で「public static void main(String[] args)(V)」にチェックをし、「完了(F)」。
作成したファイルを編集。
package algorithm; import org.apache.commons.lang.StringUtils; public class SampleStringUtils { public static void main(String[] args) { String targetStr = "人はいずれ死ぬ、あらため人はいずれパイナッポー"; if(StringUtils.isEmpty(targetStr)) { System.out.println("targetStrは空です。"); } else { System.out.println("targetStrは空ではありません。"); } } }
実行します。
文字列が空かどうかの判定ができています。『import org.apache.commons.lang.StringUtils』で外部ライブラリが使えています。
今回はこのへんで。