※当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれます。

電子決済(オンライン決済、キャッシュレス決済)はクレジット決済の1種と思われるという話

gigazine.net

gigazine.net

⇧ 流石にユーザーが利用しているマシンのスペックまで考慮することをソフトウェア開発者に見積もりさせたりするのは酷な気がするんですが...

そして、

www.publickey1.jp

⇧ こういう金額の大きな買収の時って、結局、オフラインで支払う感じなんですかね?

私のような庶民には縁の無い話ではありますが、どのぐらいの金額までならオンラインで決済できるのか気になりますな。

電子決済(オンライン決済、キャッシュレス決済)はクレジット決済の1種と思われるという話

Wikipediaさんによりますと、

電子決済(でんしけっさい、Electronic billing)とは、商品またはサービスの代金の決済を、硬貨や紙幣などの現金で支払うのではなく、電子貨幣価値のデータの送受信によって行う仕組みであるオンライン決済キャッシュレス決済ともいう。

電子決済 - Wikipedia

⇧ ということらしい。

つまり、コンピューター処理が絡んでくると。

日本では、「電子決済(オンライン決済、キャッシュレス決済)」を総務省が分類しているらしく、

概要

総務省による分類

2015年平成27年)の日本総務省の分類によれば、電子決済はアクセス型、ストアドバリュー型とに分類される。

電子決済 - Wikipedia

アクセス型とは、クレジットカードデビットカードのように、取引の度に決済情報をやり取りするものを言う。

電子決済 - Wikipedia

ストアドバリュー型とは「電子マネー」で、あらかじめ現金や預金と引換えに電子的貨幣価値を引き落としておき、経済活動の際に同貨幣価値のやりとりを通じて代価を支払う。

電子決済 - Wikipedia

⇧ 上記のような分類としているらしい。

ちなみに、「総務省」は、

www.soumu.go.jp

⇧ という立ち位置らしい。

てっきり、お金が絡んでくるからして、「財務省」あたり、ないしは、ITが絡んでくるからして「経済産業省」あたりが「電子決済(オンライン決済、キャッシュレス決済)」について整備してくれているのかと思い込んでいたのだけど、「総務省」が整備していると。

で、「電子決済(オンライン決済、キャッシュレス決済)」で利用できるメジャーどころの決済サービスについて、

medium.com

⇧ 上記サイト様がまとめて下さっていた。

「クレジット」とは、

販売信用(はんばいしんよう)とは、信販会社などが信用を供与した会員等の買い物代金を立て替えて支払うこと。クレジットとも呼ぶ。

販売信用 - Wikipedia

消費者信用の形態の一つ。割賦販売(かっぷはんばい)、個品斡旋、クレジットカードによる商品、サービスの購入が該当する。直接金銭を借りるわけではないが、借金の一種とみなすことができる。

販売信用 - Wikipedia

⇧ という説明になっている。

「決済」とは、

決済(けっさい、settlement)とは、経済学用語のひとつである。取引等の経済活動の際に行われる。決裁とは異なる。

決済 - Wikipedia

概要

決済とは、金銭等によって支払を行い取引を終了させること、または、金銭上の債務債権等を清算することである。主に企業を一人称とする場合に使用されるが、広義には人にも当てはまるものであり、その場合も「決済」していることになる。

決済 - Wikipedia

電子化

近年のコンピュータによる電子化の波により決済も電子化され(電子決済)、様々な商取引インターネットを介して行われるようになっている。

決済 - Wikipedia

⇧ という説明になっている。

「クレジット」の定義をどう解釈するかにも依りけりだとは思いますが、「電子決済(オンライン決済、キャッシュレス決済)」は「クレジット決済」の1種と言えそう。

「クレジット決済」と「クレジットカード決済」が紛らわしいんだけど...

このあたりの分類の正解が知りたいですな...

英語版のWikipediaでの「クレジット」はと言うと、

Credit (from Latin verb credit, meaning "one believes") is the trust which allows one party to provide money or resources to another party wherein the second party does not reimburse the first party immediately (thereby generating a debt), but promises either to repay or return those resources (or other materials of equal value) at a later date. The resources provided by the first party can be either property, fulfillment of promises, or performances. In other words, credit is a method of making reciprocity formal, legally enforceable, and extensible to a large group of unrelated people.

https://en.wikipedia.org/wiki/Credit

The resources provided may be financial (e.g. granting a loan), or they may consist of goods or services (e.g. consumer credit). Credit encompasses any form of deferred payment. Credit is extended by a creditor, also known as a lender, to a debtor, also known as a borrower.

https://en.wikipedia.org/wiki/Credit

⇧ 上記のような説明になっている。

ちなみに、英語版のWikipediaだと、

Authorization hold

Authorization hold (also card authorizationpreauthorization, or preauth) is a service offered by credit and debit card providers whereby the provider puts a hold of the amount approved by the cardholder, reducing the balance of available funds until the merchant clears the transaction (also called settlement), after the transaction is completed or aborted, or because the hold expires.

https://en.wikipedia.org/wiki/Authorization_hold

⇧「settlement」が「決済」ということらしいのですが、どうも、

Settlement (finance)

Settlement is the "final step in the transfer of ownership involving the physical exchange of securities or payment". After settlement, the obligations of all the parties have been discharged and the transaction is considered complete.

https://en.wikipedia.org/wiki/Settlement_(finance)

⇧「証券取引」の文脈での説明しかしてくれない...

「クレジット決済」って用語は、

www.gs1jp.org

流通決済事業者コード

流通決済事業者コードは、POSシステムや各種決済端末システムにおいてカード決済関連情報の企業間の交換、処理に使われる事業者を識別するコードとして1982年に制定されました。その後、クレジット決済ネットワークを活用したさまざまな決済処理業務に活用されるようになっています。主な用途は、下記の通りです。

流通決済事業者コード | 各種コード登録・概要 | GS1 Japan 一般財団法人流通システム開発センター

⇧ 日本独特のものなのかしらね...

サーバーサイド側の実装は、どのサービスに対応するかに依る

昨今の流行り的に、サーバーサイド側でAPIを用意しておいて、外部のサービスがAPIを叩けるようにしておくアーキテクチャになっていることが多いと思われるので、サーバーサイド側の実装はどのサービスに対応するかに依りますと。

ユーザー側としては、

  • クレジット決済端末+物理的なカード
  • クレジット決済端末+ネイティブアプリ(スマホ
  • Webアプリ(ECサイト)+決済に必要な情報を手入力

のような手段を利用して、決済を行う感じにはなると思われるので、クライアント側がどのような決済サービスに対応しているかを把握しておく必要がありますと。

「電子決済(オンライン決済、キャッシュレス決済)」の全体像としては、

www.sbbit.jp

図1:デジタル決済の全体像。支払者から支払先までのお金の流れと技術要素を踏まえて分類している

【保存版】デジタル決済 完全ガイド、キャッシュレスに惑わされず基礎から理解する 連載:福泉武史の新フィンテックウォッチ|FinTech Journal

⇧ 上図のような感じになるらしい。

このあたりの詳細は、

総務省が公開しているっぽい「キャッシュレス決済の仕組みと注意点」という情報が詳しいです。

基本的には、「クレジットカード」を利用した決済の仕組みを踏襲しているらしいので、

  • 決済ブランド
  • イシュアー(Issuer)
    → 会員(消費者:買う側)を管理
  • アクワイアラー(Acquirer)
    → 加盟店(小売店:売る側)を管理

⇧ 上記の3つの主要な登場人物の役割を考えれば良いらしいのですが、微妙に構成が異なってくるらしく、非常に紛らわしい...

「GMOフィナンシャルゲート株式会社」の公開している「有価証券報告書」の中で、「キャッシュレス決済」に触れているのですが、

⇧ 上記のように全体像がまとまっていて善き。

ちなみに、「ICカード」は、

ICクレジットカード

1993年に、クレジットカード大手のEuropayMasterCardVisaは、クレジットカード決済業務用ICカードの共通仕様開発に合意し、共通仕様を3社の頭文字をとってEMV仕様と名付け、以降、接触型ICチップを採用したクレジットカードやキャッシュカードは、全世界EMV仕様のICカード世界標準となっている。その後EMVには、JCBAmerican Express中国銀聯ディスカバーカードも加入している。

ICカード - Wikipedia

EMV is a payment method based on a technical standard for smart payment cards and for payment terminals and automated teller machines which can accept them. EMV stands for "EuropayMastercard, and Visa", the three companies that created the standard.

https://en.wikipedia.org/wiki/EMV

History

EMV stands for Europay, Mastercard, and Visa, the three companies that created the standard. The standard is now managed by EMVCo, a consortium with control split equally among Visa, Mastercard, JCBAmerican ExpressChina UnionPay, and Discover.

https://en.wikipedia.org/wiki/EMV

⇧ なかなか込み入っている...

Apple Pay」は、

Apple Pay(アップル ペイ)とは、Appleの決済プラットフォーム、およびSecure Enclaveが組み込まれたAppleのCPUを使用しているデバイスにのみ搭載されているモバイルウォレットのことである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Apple_Pay

セキュリティ

クレジットカードの国際ブランド6社によるEMVCoが2014年に定めた"EMV Payment Tokenisation Specification – Technical Framework"を、商用サービスとしては世界で初めて採用。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Apple_Pay

決済サービス

アプリ上ではアプリ内決済、ウェブ上ではウェブブラウザSafariを使ったオンライン決済、店舗では非接触ICカードによる非接触決済を行うことができる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Apple_Pay

利用者が所持するクレジットカードを、Apple端末に登録しNFC A/Bコンタクトレス決済可能とすれば、世界各国でシームレスに利用可能である。ただし各国で発行されているクレジットカード・デビットカードで連携・登録するためには、当該国でApple Payのサービス開始がアナウンスされている事が条件となる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Apple_Pay

⇧ かなり、独特な模様。

話が脱線しましたが、後は、

weekly-economist.mainichi.jp

www.sbbit.jp

⇧上記サイト様のように「支払方法(清算方法)」なども整理していく必要がありますと。

「クレジットカード」を利用した決済の場合は、

www.nikkei.com

⇧ 「支払方法(清算方法)」が更に細かくなってくると。

また、ユーザーが決済できるようになるには、必要な情報を準備しておかなければいけないので、

  • ユーザー情報の登録
  • 決済に必要な情報をユーザーに払い出し

などの処理も必要になってくると思われるので、そのあたりの処理についても要件を洗い出して、仕様を整理して設計、実装しておく必要があると。

諸々の準備が整ったとして、決済処理については、サーバーサイド側では、クライアント側から受け付けたリクエストを処理して、必要があれば各「アクワイアラー」へリクエストを送る必要があると。

サーバーサイド側から対外システム(「GMOフィナンシャルゲート株式会社」の公開している「有価証券報告書」の中で説明していくれている「キャッシュレス決済」のフロー図の例だと各「アクワイアラー」のこと)へのリクエストの送信先(エンドポイント)が異なるということですな。

(決済する以上、各「アクワイアラー」へリクエストが飛ばないということは無いと思われますが...)

全体像が把握できるような資料があると、何となくのシステム構成の概要がイメージできるから助かりますな、ありがたや~、ありがたや。

後は、シーケンス図とかを作成して、機能を実現するのに必要な処理の概要を把握して、必要な情報の詳細をドキュメントに整理していき、機能を実装していく感じですかね。

とりあえず、

⇧どんなデータをデータベースに保持したりするかなども整理していく必要もありますと。

必要な情報の全量が分かり辛く、情報の整理がし辛いですな...

毎度モヤモヤ感が半端ない...

今回はこのへんで。