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Microsoft 365のWeb版のTeamsで管理してるファイルのバージョン履歴の扱いが分かり辛い

gigazine.net

宇宙の膨張率を示すハッブル定数は、宇宙の歴史と将来を調査するために重要なデータで、ハッブル宇宙望遠鏡による観測から求められています。しかし、別の観測方法から算出した値とずれがあったため、ハッブル宇宙望遠鏡の測定に誤りがある可能性が指摘されていました。しかし、2021年に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の測定データから、ハッブル宇宙望遠鏡の測定に間違いはなかったことが示されました。

ハッブル宇宙望遠鏡が観測した「宇宙の膨張率」に間違いはなかったことがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によって示される - GIGAZINE

⇧ 測定内容が正しいと証明されたようなのですが、

ハッブル宇宙望遠鏡の測定値は誤差1%未満という精度だったそうですが、ハッブル宇宙望遠鏡のデータから導き出されたハッブル定数は、ESA(欧州宇宙機関)のプランク衛星が測定した宇宙マイクロ波背景放射から導出された結果とわずかに違いがあったとのこと。そのため、ハッブル宇宙望遠鏡の異常による観測誤差がある可能性も考えられました。

ハッブル宇宙望遠鏡が観測した「宇宙の膨張率」に間違いはなかったことがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によって示される - GIGAZINE

また、一部の天文学者からは、セファイド変光星が宇宙の膨張によって離れていくにしたがって、「宇宙の距離はしご」と呼ばれる測定法の結果にぐらつきが生まれて不正確になっていくからではないかという説が唱えられていました。

ハッブル宇宙望遠鏡が観測した「宇宙の膨張率」に間違いはなかったことがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によって示される - GIGAZINE

しかし、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が2022年に稼働を開始したことで、これまでハッブル宇宙望遠鏡で測定してきたデータをチェックできるようになりました。その結果、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による測定結果はハッブル宇宙望遠鏡によるものと一致していたことがわかりました。

ハッブル宇宙望遠鏡が観測した「宇宙の膨張率」に間違いはなかったことがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によって示される - GIGAZINE

⇧という経緯のようで、「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」のチェックが正しいという妥当性はどのようにして検証されたのかは、謎ですな。

宇宙の膨張率の測定において日進月歩していると思われる中で、

gigazine.net

Speedometerはシミュレートされたユーザーインタラクションのタイミングを測定することで、ブラウザのウェブアプリの応答性をテストするベンチマークツールです。Speedometerの初期バージョンは2014年にWebKitチームからリリースされ、それ以来ユーザーや開発者がより豊かでスムーズなオンラインエクスペリエンスを追及するためのツールとして重宝されてきました。

Apple・Google・Microsoft・Mozillaが協力して開発するベンチマークツール「Speedometer 3.0」が登場 - GIGAZINE

⇧ Web界隈ではパフォーマンスの測定ツールの改善を頑張っていると。

2014年に初期リリースということは、今が2024年なので10年の歳月を経てきているわけですと。

ちなみに、「Speedometer 3.0」の開発の説明で、

このSpeedometerの最新バージョンとなる「Speedometer 3.0」が発表されました。Speedometer 3.0はGoogle ChromeのブラウザエンジンであるBlinkを開発するGoogleFirefoxのブラウザエンジンであるGeckoを開発するMozillaSafariのブラウザエンジンであるWebKitを開発するAppleという3つの主要なブラウザエンジンの開発者による共同作業として誕生しています。

Apple・Google・Microsoft・Mozillaが協力して開発するベンチマークツール「Speedometer 3.0」が登場 - GIGAZINE

⇧ とあるのだけど、Microsoftは何もしてないってことなんかね?

資金だけ提供してるってことなんかな?

Microsoft 365のWeb版のTeamsで管理してるファイルのバージョン履歴の扱いが分かり辛い

Microsoft 365のWeb版のTeamsを利用していて、Teamsで管理していたPowerPointのバックアップ取るのを忘れていたので、バックアップ取ろうと思ったけど、既に他の人が編集しちゃった後だしなぁ、どうしたもんかしらと思っていたら、

www.illuminate-j.jp

Teams でチームを作成すると、自動的に SharePoint にチームサイトが作成され、ファイルなどチーム内で共有したコンテンツの格納場所となります。
そのため Teams 画面からだけではなく、SharePoint Online の画面でも Teams での共有ファイルを操作できます。SharePoint サイトから共有したファイルを操作することで、Teams 画面では利用できない機能も利用できます。

Teams : 共有ファイルの過去バージョンを確認する | 株式会社イルミネート・ジャパン

⇧ 上記サイト様によりますと、Teamsの「チーム」が利用できている前提の話ではあるのだけど(おそらく「チャット」の方だと駄目と思われる)、Teamsの「チーム」に新規作成すると自動的に紐付いたSharePoint サイトが作成されるそうな。

Microsoftのドキュメントによると、

learn.microsoft.com

The basic parts of Teams and SharePoint

Here are the basic parts of Teams and SharePoint and how they relate to each other:

  • Teams - Teams is a collaboration tool where you can chat with other people about a particular subject or task. Each team is connected to other tools that you can use to collaborate with others.

  • SharePoint - SharePoint is a tool for creating web sites, publishing content, and storing files.

  • SharePoint site - A SharePoint site is a web site in SharePoint where you can create web pages and store and collaborate on files. SharePoint sites can be used independently and are also used by Teams for file storage (called Teams-connected sites). A Teams-connected site is created automatically whenever you create a team.

  • Team - A team is a place in Teams where you can invite others to collaborate. Each team is connected to one or more SharePoint sites. These sites are where the team's files are stored.

https://learn.microsoft.com/en-us/sharepoint/teams-connected-sites

⇧ ということで、

SharePoint sites can be used independently and are also used by Teams for file storage (called Teams-connected sites). A Teams-connected site is created automatically whenever you create a team.

とあるので、Teamsの「チーム」で新規作成すると、漏れなくSharePointサイトが自動生成されますと。

で、Teamsで管理しているファイルについては、SharePoint サイトの方でも参照できるらしく、SharePointサイトの方で参照すると「バージョン履歴」が利用できて(後述しているが、SharePointの設定で「バージョン履歴」が有効になっている必要がある)、「復元」を選択すると、過去のバージョンに戻せると。

だが、しかし、「復元」すると、「復元」の履歴が「バージョン履歴」に追加されてしまうんよな...

しかも、「復元」の取消ができないという...

それを回避する方法としては、

notepm.jp

チェックアウトの破棄(取り消し)手順を紹介します。チェックアウト状態の取り消しを行うと、チェックアウト中に編集した内容が破棄されます。

SharePointのチェックアウトに欠かせない知識を全て徹底解説 - NotePM

⇧ 上記サイト様のように、SharePointの「チェックアウト」機能を利用すれば良いらしい。

つまり、

  1. バックアップ対象のファイルを「チェックアウト」
  2. バックアップ対象のファイルの「バージョン履歴」から「復元」
  3. バックアップ対象のファイル(「復元」後)を「コピー」
  4. バックアップ対象のファイル(「復元」後)に対して「チェックアウトの破棄」

のような手順を経る必要があると。(念のため、「チェックアウト」前に「コピー」でPowerPoint のバックアップをしてから実施しましたが)

むちゃくちゃに面倒くさ過ぎるんだが...

う~む、別ファイルとして「復元」する「復元コピー」みたいな機能が欲しいですな...

そう考えると、Gitのバージョン管理とかは、良くできているということになりますかね、Gitの操作には一向に慣れる気がしませんが...

そもそもとして、

support.microsoft.com

SharePointでバージョン履歴を有効にする

バージョン履歴は SharePointで既定でオンになっていますが、[ バージョン履歴 ] コマンドが表示されない場合は、オフになっている可能性があります。 管理者が SharePointを設定した方法によっては、リストまたはライブラリのバージョン管理を有効にできる場合があります。

SharePoint で以前のバージョンの項目またはファイルを復元する - Microsoft サポート

SharePointの設定で「バージョン履歴」が有効になっていないこともあるらしい...

あと、Teamsの「チーム」に新規作成すると自動的にSharePointサイトが生成されるって話だから、Teamsの「チーム」で削除した場合に、紐付いていたSharePointサイトが削除されるのかは分からないのだけど、

learn.microsoft.com

削除された SharePoint サイトは 93 日間保持されます。 93 日を過ぎると、リスト、ライブラリ、ページ、サブサイトなど、サイトおよびサイトのすべてのコンテンツと設定が完全に削除されます。

削除されたサイトを復元する - SharePoint in Microsoft 365 | Microsoft Learn

⇧ 一応、SharePointサイトは削除された場合でも、93日間(およそ、3ヶ月)の猶予はあるらしい。

Microsoft 365 は、使い勝手が宜しくない気がして致し方ない...

何と言うか、TeamsとSharePointサイトの関係性を見るに、サービスが疎結合になっていない感は否めない...

密結合が絶対にダメと言うわけでは無いんだが(コンポーネント化でまとめるのは全然ありだと思うし)、結局のところ、何ができるのかが分かり辛いんよな...

まぁ、サービスとして提供していると思うので、もう少し利用ユーザーのことを考慮して欲しいと思う今日この頃...

だからといって、他に代替できそうなサービスが思いつかないからして、惰性で利用していくしかないってことですかね...

後、個人的に、自動保存の機能が苦手なんよね...

「バージョン履歴」の機能が有効になっていない状態で、誤って編集しちゃった場合に、終わった...ってなりますからな。

リカバリーの方法を明確にしておいてくれると、心理的な負担が軽減されて気軽に試行錯誤してみようという気になるんですけどね。

毎度モヤモヤ感が半端ない...

今回はこのへんで。