凸版印刷は2月18日、3Dアバターの本人証明ができるセキュリティ基盤「AVATECT」を開発し、試験提供を始めたと発表した。アバターの唯一性を証明するためのNFT化、コピーガードとしての電子透かし付与など、アバターの不正利用や他者のなりすましを防止する機能を備える。
メタバースでのなりすましを防ぐ 3Dアバターの本人証明ができるセキュリティ基盤 凸版印刷が開発 - ITmedia NEWS
生成したアバターはNFT化し、唯一性を証明できる仕組み。NFT化だけでは複製や加工を防止できないため、電子透かしを付与して、真贋を判定できるようにした。
メタバースでのなりすましを防ぐ 3Dアバターの本人証明ができるセキュリティ基盤 凸版印刷が開発 - ITmedia NEWS
⇧ メタバースのインフラが整いつつあるんですかね。
NFTは、画像・動画・音声、およびその他の種類のデジタルファイルなど、容易に複製可能なアイテムを一意なアイテムとして関連づけられる。
また、NFTには、関連づけられているデジタルファイルの共有や複製を制限する機能は存在せず、ファイルの著作権を必ず譲渡する訳でもなく、同一のファイルに関連づけられた別のNFTを無制限に発行可能である。
⇧ う~む...NFT自体は一意なものだけど、NFTを付与した対象自体について複製の問題が絡んでくると唯一性が担保できなくなるとは厄介ですな。
というわけで、例の如く、冒頭から全く関係ない話で脱線しましたが、Microsoft Azure関連について調べてみました。
レッツトライ~。
Microsoft Azureとは?
2022年2月20日(日)時点において、ビッグ・テックと呼ばれる企業の内の1つであるMicrosoftが提供するクラウドサービスのことですかね。
Microsoft Azure(略称:Azure)は、マイクロソフトの管理するデータセンターを通して提供されるクラウドコンピューティングサービスである。Azureは英語ではアジャァに近い発音となる。SaaS、PaaS、IaaSを提供し、マイクロソフト独自とサードパーティ製の両方の多くのプログラミング言語、ツール、フレームワークが利用できる。
2008年のProfessional Developer Conferenceで発表され、2009年末までのサービス開始前の評価期間を経て、2010年1月に世界21ヶ国で正式にサービスを開始した。2014年3月26日に旧称であるWindows AzureからMicrosoft Azureへの名称変更が発表された。
⇧ 何だかんだで、2022年2月20日(日)時点で、サービス開始から12年を経てきたと。
ちなみに、ビッグ・テックはと言うと、
ビッグ・テック(Big Tech)、またはテック・ジャイアンツ(Tech Giants)は、世界で支配的影響力を持つIT企業群の通称。一般的にはアメリカのAlphabet(Google)、Apple、Meta(Facebook)、Amazon、Microsoftの5社を指し、それぞれの頭文字からGAFAM(ガファム、ガーファム)やビッグ・ファイブ(Big Five)とも呼ばれる。
⇧ という説明になってますが、時代が変われば、ビッグ・テックと呼ばれる企業の名前も変わるかもしれませんが。
Microsoft Azureで扱ってるサービスの全体像については、
⇧ 上記のYouTubeのサービス全体図みたいなのを見るとイメージし易いかと。
Azure Storageというサービスとは?
「Azure Stroage」というサービスについては、
Azure Storage プラットフォームには、次のデータ サービスが含まれています。
- Azure BLOB: テキストおよびバイナリ データのための高度にスケーラブルなオブジェクト ストア。 また、Data Lake Storage Gen2 によるビッグ データ分析のサポートも含まれています。
- Azure Files: クラウドまたはオンプレミスのデプロイ用のマネージド ファイル共有。
- Azure キュー: アプリケーション コンポーネント間の信頼性の高いメッセージングのためのメッセージング ストア。
- Azure テーブル: 構造化データのスキーマレス ストレージのための NoSQL ストア。
- Azure ディスク: Azure VM のブロックレベルのストレージ ボリューム。
⇧ Microsoftさんの公式のドキュメントによりますと、大きく分けて、
- Azure Storage
- Azure Blob(Azure Blob Storage)
- Azure Files
- Azure Queue(Azure Queue Storage)
- Azure Table(Azure Table Storage)
- Azure Disk(Azure managed disks)
の5つのサービスで構成されてるということらしいのですが、「Azure Disk(Azure managed disks)」については、「Azure VM(Virtual Machine)」という「Compute」というサービスで利用されるストレージということらしい。
以下のスライドがまとまっているのですが、
⇧ 「Blob」と「Disk」はセットで捉えられる感じなんですかね?
「Azure Blob(Azure Blob Storage)」は、
⇧ Azureのサービスの多くで利用されているものらしいですと。逆に言うと、Azureの様々なサービスを利用する際に、「Azure Blob(Azure Blob Storage)」も必要になってくるということでしょうかね...。
Microsoftさんの公式のドキュメントによりますと、
Azure Blob Storageの概要
Azure Blob Storage は、Microsoft のクラウド用オブジェクト ストレージ ソリューションです。 Blob Storage は、テキスト データやバイナリ データなどの大量の非構造化データを格納するために最適化されています。 非構造化データとは、特定のデータ モデルや定義に従っていないデータであり、テキスト データやバイナリ データなどがあります。
Blob Storageについて
Blob Storage は、次の用途に適しています。
ユーザーまたはクライアント アプリケーションは、世界のどこからでも、HTTP/HTTPS 経由で Blob Storage 内のオブジェクトにアクセスできます。
⇧ ということで、「HTTP/HTTPS」が利用できる環境からサービスを利用できるらしく、プログラミング言語からもアクセスできるようです。
「Azure Blob(Azure Blob Storage)」の構造はと言うと、
Blob Storageのリソース
Blob Storage には、3 種類のリソースがあります。
- ストレージ アカウント
- ストレージ アカウント内のコンテナー
- コンテナー内の BLOB
次の図に、これらのリソースの関係を示します。
⇧公式のドキュメントや、
⇧ 上記サイト様のイメージ図が参考になるかと。
で、気になるのが、「BLOB」の部分で「サブフォルダー」とか作れるのか?ってことなんですが、Microsoftさんの公式のドキュメントで言及されてないっぽいんですよね...
Azure BlobStorageを利用していますが、サブフォルダ作成できるかは資料だと不明確です。
⇧ 上記サイト様でも同様の疑問を抱えてらっしゃる方がおられました。
公式のドキュメントに記載が無いせいで、
⇧ 利用者は皆、混乱し、情報は混沌としてますと...。
何が言いたいかと言うと、ドキュメントで情報を公開することで、無用な混乱を避けることができるような気するので、Microsoftさんに限らないと思うけど、公開してるドキュメントの整備を頑張って欲しい気がしてならない...
今回はこのへんで。