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VirtualBoxの仮想マシンにインストールしたゲストOS(CentOS7)とホストOS(Windows7)のクリップボードを共有する

自分の使っているノートパソコンのOSはWindows7なのですが、そこにVirtualBoxをインストールし、VirtualBox内に作成した仮想マシンにCentOS7をインストールし、それをゲストOSとしています。

OS(ホストOS)と CentOS7(ゲストOS)のイメージ図

 

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OSの上で動作するソフトウェアアプリケーションソフトapplication software応用ソフト)というようです。

また、ハードウェアの仕様の細かな違いはOSが吸収してくれるため、あるOS向けに開発されたソフトウェアは、基本的にはそのOSが動作するどんなコンピュータでも利用できるようです。(APIの提供)

 

OSによるAPIの提供とアプリケーションのイメージ図

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OS(オペレーションシステム)の役割

OSはいろんなことを行っているようです。 

  詳しくは下記サイトへ

オペレーティングシステム - Wikipedia

機能 内容
APIとABIの提供

APIApplication Programming Interface
アプリケーションソフトが共通して利用できるインターフェイスを提供する。
ABI(Application Binary Interface)
コンパイルされたソフトウェアがOSの機能を呼び出す際のインタフェースであり、プロセスが動作する際の規則を構成する。例えば、UNIX系のOSはAPIがほとんど共通だが、ABIはOSによって異なる従って、同じCPUを使ったシステムであっても、ABIが異なれば実行ファイルが異なる。ABIには、呼出規約システムコールの方法などが含まれる。

タスクの管理 タスクを実行する順番を管理し、その順番にあわせてタスクに必要な資源(CPU、メインメモリ、ファイル、入力装置など)を割り当てる機能。
メモリの管理 プログラム開始時にメインメモリを割り当て、プログラムの終了でメインメモリを開放する機能。仮想記憶なども行う。
ファイルの管理 ハードディスクドライブなどの補助記憶装置の空いている領域にファイルを書き込んだり、補助記憶装置からファイルを読み込んだりする機能。
周辺機器の管理 インターフェイスに接続している入力装置、モデム、プリンタなどの周辺機器の制御を管理する機能。

ホストOSとゲストOSのクリップボードを共有

今回やりたかったことは、ホストOSのブラウザで検索していた情報で良いものがあったので、コピペしてゲストOS側のブラウザのアクセスバーに貼り付けたかったんですが、うんともすんとも反応しなかったという。 

クリップボードとは

「コピー」や「切り取り(カット)」したデータを一時的に保存しておく場所(記憶領域)を、「クリップボード」といいます。 

クリップボードを介することで、異なるアプリケーション間でデータのやり取りができるが、ペーストされる側のアプリケーションがクリップボード内のデータに対応している必要があります。

クリップボードにはひとつのデータしか保存できず、次に新しいデータを保存すると前のデータは消えてしまいます。

また、パソコンを終了すると、クリップボード内のデータは消えます。

  詳しくは下記サイトへ

クリップボード - Wikipedia

ちなみに、Windows7自体にはクリップボードビューアというものがなく、クリップボードの履歴などを確認したい場合は、別途、アプリをインストールする必要があるようです。

  詳しくは下記サイトへ

Windows7のクリップボード保存場所について。 - 今までは アクセ... - Yahoo!知恵袋

Windows7でクリップボードの履歴を利用する方法: 小粋空間

 

VirtualBoxを起動したら、『設定(S)』を選択クリックします。

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『一般』の『高度(A)』を選択クリックします。

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『クリックボードの共有(S)』を『双方向』にすれば、ホストOSとゲストOSのお互いにコピペが出来るようになります。

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今回はこのへんで。