XAMPP(Linux向け)をゲストOSにインストール
VirtualBoxを起動したら、CentOS7をインストールした仮想マシンを起動させます。
ログインしたら、『アプリケーション』>『お気に入り』>『Firefox ウェブ・ブラウザ』を選択します。
ブラウザが表示されるので、アドレスバーに『https://www.apachefriends.org/jp/index.html』と入力します。
下記ページが表示されたら、画面を下のほうにスクロールしていきます。
『Linux 向け XAMPP』を選択クリックします。
『ダウンロード』されたものは、『場所』>『ダウンロード』で確認できます。
次に『アプリケーション』>『お気に入り』>『端末』を選択クリックします。
『su』コマンドで、root権限に移ります。
パスワードを入力します。
(入力する先頭の部分が、$マークから#に切り替わったらOK。)
『cd』コマンドで、XAMPPのインストーラーがダウンロードされたディレクトリ(フォルダ)に移動します。
デフォルトでは『/home/ユーザー名/ダウンロード』になっているようです。
ダウンロードされたファイルを実行できるように、『chmod』コマンドで、ファイルに実行権「755」を設定します。
(※ ◯の部分はダウンロードしたファイルによってバージョンが変わります。)
次に、実行権限を設定が済んだXAMPPインストーラーを実行します。
『 . 』コマンドで実行します。
『Setup』ダイアログが表示されたら、『Next >』ボタンをクリックします。
特に何も変更せず、『Next >』ボタンをクリックします。
特に何も変更せず、『Next >』ボタンをクリックします。
XAMPPのインストール先の確認です。
『/opt/lampp』にインストールされます。
『Next >』ボタンをクリックします。
『インストールの準備ができました』と表示されるので、『Next >』ボタンをクリックします。
下記画面に飛ばされますが、この画面ですることは特にないので、『インストール』が始まるのを、しばらく待ちます。
『Setup』のダイアログが表示され、『インストール』が始まります。
『Launch XAMPP』のチェックを外し、『Finish』ボタンをクリックします。
インストールが済んだら、下記コマンドで起動できるか確認します。
下記画面のように、『OK』が表示されれば、『Apache』『MySQL』『PHP』などが使えるようになります。
XAMPPを停止する場合は、下記コマンドを実行します。
作業が終わったらroot権限を抜けます。
『exit』コマンドでroot権限を抜けられます。
Apacheの設定
『httpd.conf』というファイルで設定していきます。
『場所』>『コンピューター』>『opt』>『lampp』>『etc』で『httpd.confファイル』上で右クリックし、『geditで開く(O)』を選択クリックします。
『httpd.confファイル』が開かれます。
赤丸で囲まれた『ルーペのアイコン』をクリックすると、検索バーが表示されるので、検索したい文字列を入力し、入力欄の横の
で前へ、次へを検索していけます。
いろいろ設定できます。
名前 | 内容 |
---|---|
Listen | Apacheが使用するボート。標準は80。 例:Listen 80 |
LoadModule | Apacheに組み込むモジュール。 行頭の#を外せばApacheに組み込めます。 |
ServerAdmin | サーバー管理者のメールアドレス。 エラーが発生した時に表示される画面に表示されます。 例:ServerAdmin hoge@example.com |
ServerName | サーバーの名前。 例:ServerName localhost |
DocumentRoot | ここに置いたファイルはブラウザで確認できます。 例:DocumentRoot "/opt/lampp/htdocs" |
AlowOverride | .htaccessファイルの有効・無効を設定できます。 |
DirectoryIndex | URLでアクセスした際に、表示されるファイルを指定できます。 半角スペースを空けて複数指定できますが、先に記述したものから優先されます。 例:DirectoryIndex index.php index.html |
php.iniの設定
『gedit』の『ファイル』>『開く(O)』を選択して『php.ini』ファイルを開きます。
『ファイルシステム』>『opt』 を選択します。
『lampp』を選択します。
『etc』を選択します。
『php.ini』を選択します。
『php.ini』ファイルが開きます。
『php.ini』ファイルに記述されてる、行頭の『 ; 』を外すことで設定を有効にすることができます。
名前 | 内容 |
---|---|
default_charset | ブラウザ上で表示される文字コード。 例:default_charset "UTF-8" |
date.timezone | PHPで使用される日付や時刻に関する関数で適応される時間帯を設定。 date.timezone Asia/Tokyo |
mbstring | マルチバイト(日本語)関連の設定。 例: ・デフォルト言語 mbstring.language = japanese ・内部文字コード mbstring.internal.encording = japanese ・HTTP入力文字コード mbstring.http_input = UTF-8 ・HTTP出力文字コード mbstring.http_output = pass ・HTTPの入力変換機能を有効にする mbstring.encoding_translation = On ・文字コード検出順序(UTF-8) mbstring.detect_order = UTF-8 ・無効な文字の代替出力 mbstring.substitute_character = none |
今回はこのへんで。