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BCP/DR(事業継続・災害対策)のレベル別処理  

システム関連

BCP/DRの見本

富士通さんの場合の例

レベル1:テープにバックアップして別拠点に搬送

「テープはオフラインメディアなので、データ汚染の可能性が低い」

現在使われているLTO規格のテープおよび装置では、暗号化、改ざん防止(WORM)が可能であり、流通業などで、個人情報を長期保管できる低コストな方法としても、活用されています。

 動画のような、サイズの大きいデータのアーカイブ(ほとんど使われなくなったデータの長期保管)用途に利用されることが増えています。

 

オフラインメディア(off-line media)とは

インターネット以外のメディアの事を呼びます。

電波、活字、郵便、電話などがオフライン・メディアです。

現代社会においては、CTI 化した電話や、デジタル放送化したテレビ、ネット接続型の携帯電話が普及していますが、これらのものもオフラインメディアとして扱われています。

 

 

 

CTIComputer Telephony Integration

CTIとは、電話やFAXをコンピュータシステムの一部として統合すること。また、そのような情報システム(CTIシステム)。

CTIシステムではオペレータが電話の発着信や通話をヘッドセット(マイク一体型ヘッドホン)の接続されたコンピュータで行なうことができる。顧客データベースや営業支援システムなどと連動し、画面上に現在の通話相手に関連する情報(プロフィールや個人情報、製品の購入履歴、過去の対応履歴、進行中の案件の進捗など)を表示したり、通話しながらシステムに新しい情報を入力したりできる。

企業などが顧客や見込み顧客などと電話でやり取りするコールセンターでよく利用されるもので、多数のコンピュータと電話回線を取りまとめ、着信を空いているオペレータに割り振ったり、現在のオペレータが対応できない場合に上位のスタッフに通話を転送する機能などもある場合多い。

 

 

 

ワームworm コンピュータワーム / computer worm

ワームとは、ユーザに気づかれないようにコンピュータに侵入し、破壊活動や別のコンピュータへの侵入などを行う、悪意のあるプログラム(マルウェア)の一種。

以前はCD-ROMやフロッピーディスクなどに潜伏して侵入するものが主流だったが、近年ではインターネットの普及により、電子メールやWebサイトなどを介して爆発的な速度で増殖するものが出現し、問題となっている。作成が比較的容易であることから亜種の登場も早く、その種類は急増している。

「ワーム型ウイルス」としてコンピュータウイルスの一種とする場合もあるが、他のプログラムに寄生するわけではなく単独で活動する点や、スクリプト言語マクロなどの簡易的な技術で作成される点など、(狭義の)コンピュータウイルスとは区別される。

 

 

LTOとは

 Linear Tape-Openリニア テープ オープン、略称:LTO)とは、コンピュータ用の磁気テープ技術。

一社独占的なDLTAITに代わるオープン規格として開発されました。

この技術は、

シーゲイト・テクノロジー

ヒューレット・パッカード

IBM

の3社によって開発、策定された。LTO技術の標準のフォームファクターはUltrium と呼ばれています。

 

圧倒的な容量がLTOの基本的なメリット

 LTOテープが、特に映像のアーカイブ媒体として浮上してきています。

2010年に登場したLTOの第5世代規格「LTO-5」は、前世代の約2倍の1.5TB(2倍圧縮で3TB)の記憶容量を実現しました。

LTOBlu-rayに比べ30倍の容量を記録できます。

 

LTO-5で初めて、ファイルシステムを持つようになった。

 LTOは、もともとファイルシステムを持たない記憶媒体で、ITシステムのバックアップでは、バックアップ・ソフトウェアがデータの管理を行ってきました。

 

LTO-5規格で新たに策定された「マルチ・パーティショニング」という機能

マルチ・パーティショニングとは、文字どおりテープを複数パーティション(論理区画)に分割できるという機能です 。

規格策定後に、これを活用してファイルのインデックス情報を置くパーティションをつくれば、ハードディスクドライブやUSBメモリなどと同じように、LTOテープを汎用的な記憶媒体とすることができるのでないかという発想が生まれました。

 

そこで登場したのが「Long Term File System(LTFS)」というソフトウェア。

 コンピュータ上でデータをLTOテープに記録する、あるいは取り出す作業がドラッグ&ドロップで行えます。

「LTFS」を開発したIBMは、同社のWebで、「LTFS」を無償ダウンロード提供しています。

 

Blu-rayとLTO

Blu-rayにはLTOに比べた場合のメリットがあります。

最大の利点は頭出しの早さです。

テープは、インデックス情報によってデータを記録している位置が分かっていても、その位置までテープを巻かなければならないため、Blu-rayに比べれば明らかに頭出しは遅くなります。

ただし、インデックス情報は一度読みこめばキャッシュされるため、ファイルの読み出しリクエストがあるたびに、インデックス情報のある位置まで戻る必要はありません。

大容量(長時間)のデータの読み書きで、LTOの転送速度の速さが効いてきます。

Blu-rayはシングルピックアップで、実質的に1チャンネルです。

これに対し、「LTO-5」は16トラック。

つまり、データを読み書きするチャネルが16チャンネルあります。

転送するデータ量が大きくなると、転送スピードの速いほうが有利になってきます。

ニュースのような短尺物はBlu-rayが有利でも、長尺物にはLTOのような媒体が適しているといえます。

 

レベル2:遠隔地やクラウドへバックアップ

汎用的なバックアップソフトを用い、遠隔拠点にバックアップする

 データセンター拠点内のディスクドライブにデータをいったん格納し、これを別拠点やクラウドサービスへ定期的に転送します。

複数のシステムのデータを、まず1カ所に統合バックアップし、それから遠隔地に転送しています。

重複排除後のデータの差分だけを転送できるため、WAN経由の通信量を大幅に減らせます。

 

 

WANWide Area Network 広域通信網 / 広域ネットワーク

WANとは、地理的に離れた地点間を結ぶ通信ネットワーク。建物内や敷地(キャンパス)内を結ぶLAN(Local Area Network)と対比される用語で、通信事業者が設置・運用する回線網のことを指すことが多い。

また、通信事業者の回線網を通じて複数の拠点間のLANを相互に結び、全体として一つの大きなネットワークとした企業内ネットワークのことをWANと呼ぶこともある。

文脈によっては、世界の通信事業者、企業、各種組織などのネットワークを相互に結んだものという意味合いから、インターネットのことをWANと呼ぶ場合もある。

広域的な回線網のうち、一つの都市や市街地の内部を繋ぐ高速・高密度な回線網をMAN(Metropolitan Area Network)と呼んで、都市間や国家間を結ぶものをWANとする立場もあるが、一般にはあまりそのような区分は意識されない。

 

 

レベル3:データ量が増えたら本格バックアップ機器で遠隔複製

重複排除バックアップストレージを使った本格的な遠隔複製が適している。

データ量が大きくなりすぎてレベル2では扱いきれないという場合。

遠隔拠点側にコールドスタンバイの待機サーバを置いておくことで、復旧作業に掛かる時間については、多少なりとも短縮することができます。

 

 

コールドスタンバイcold standby コールドスタンバイシステム

コールドスタンバイとは、通信機器やコンピュータシステムを多重化して信頼性を向上させる手法の一つ。

同じ構成のシステムを2系統用意しておき、片方(主系・本番系)を動作させ、もう片方(待機系・予備系)は動作させずに待機状態にしておく。主系に障害が発生すると待機系が立ち上がり、処理が切り替わる。

待機系を動作させて常に主系と同期させておき、障害時に即座に切り替える方式はホットスタンバイと呼ばれる。コールドスタンバイはホットスタンバイに比べて主系と待機系の同期が不要な分コストが安いが、その分システム停止時間が長く、信頼性は低い。

 

レベル4:ストレージ間の非同期複製で直近まで保護

リアルタイムに近いストレージ間の非同期転送で、データを直近まで保護

 非同期転送であるかぎり、本番拠点におけるストレージへの書き込みと待機拠点へのストレージへの書き込みが同時に実行されるわけではないため、失われるデータがゼロである保証はないですが、I/O をディスクバッファに溜め込んだあと、更新順序性を保ったまま遠隔複製を行う「Disk Buffered REC」を提供してい場合、低速回線を用いた場合でも高いレベルのデータ保護が可能です。

待機側のシステムはウォームスタンバイとしていることが多いです。

仮想化環境ではハイパーバイザが起動しており、物理システムでもOSは立ち上がっている状態です。

 

 

ストレージstorage 外部記憶装置 / external storage unit / 補助記憶装置

 

auxiliary storage unit / 二次記憶装置 / 2次記憶装置

ストレージとは、コンピュータの主要な構成要素の一つで、データを永続的に記憶する装置。磁気ディスク(ハードディスクなど)や光学ディスク(CD/DVD/Blu-ray Discなど)、フラッシュメモリ記憶装置(USBメモリ/メモリカード/SSDなど)、磁気テープなどがこれにあたる。

一般的には通電しなくても記憶内容が維持される記憶装置を指し、コンピュータが利用するプログラムやデータなどを長期間に渡って固定的に保存する用途に用いられる。コンピュータ内にはこれとは別に、半導体素子などでデータの記憶を行う主記憶装置(メインメモリ、メモリ)が内蔵されており、利用者がプログラムを起動してデータの加工を行う際にはストレージから必要なものをメモリに呼び出して使う。

同じコンピュータに搭載される装置同士で比較すると、ストレージはメモリに比べて記憶容量が数桁(数十~数千倍)大きく、容量あたりのコストが数桁小さいが、読み書きに要する時間が数桁大きい。

 

 

 

I/OInput/Output 入出力

I/Oとは、機器やシステムなどに、外部からデータや信号を入力(input)したり、外部に出力(output)したりすること。また、そのための回路や装置、ソフトウェアなどのこと。

コンピュータのI/Oという場合、一般的にはCPUやメインメモリが、それ以外の装置や機器とデータや信号をやり取りすることを指すことが多い。そのための回路や伝送路、接続端子(ポートコネクタ)、および、OSやBIOSがソフトウェアに提供するそれらの制御手段などのことを意味することもある。

狭義には、コンピュータへデータを入力する仕組みや装置(キーボード、マウス、通信機能など)と、コンピュータからデータを出力する仕組みや装置(ディスプレイ、プリンタ、通信機能など)を指すことがある。

CPUやメインメモリとストレージ(外部記憶装置)の間のデータの読み込みや書き込みのことをディスクI/O、ストレージI/Oなどというが、文脈によってはこれを略して単にI/Oという場合もある。

 

 

ディスクバッファとは?

 ディスクへのアクセスを高速に行うためのものです。

一度アクセスしたデータをディスクより高速なメモリに溜め込む事で2度目以降、同じデータをアクセスする場合に高速化が図れます。

ここで言うディスクバッファ数とはバッファ容量の数を表し、バッファ容量とはディスクバッファ数単位当たりのメモリ容量(バイト単位)を差します。

例えば、ディスクバッファ数が10、バッファ容量が2048とすると、10×2048=20480バイトとなります。

バッファとキャッシュの違い| CloseHold 

 

 

ウォームスタンバイwarm standby ウォームスタンバイシステム

ウォームスタンバイとは、通信機器やコンピュータシステムを多重化して信頼性を向上させる手法の一つ。

同じ構成のシステムを2系統用意しておき、片方(主系・本番系)を作動させ、もう片方(待機系・予備系)は電源を入れてOSを起動した状態で待機状態にしておく。主系に障害が発生すると待機系で業務システムが立ち上がり、処理が切り替わる。

待機系と常に同期を取るホットスタンバイと、待機系を動作させないでおくコールドスタンバイの中間の方式で、費用や信頼性も両者の中間程度となる。

データベースシステムの場合は、主系からトランザクションログを一定間隔で従系に送信し、従系で非同期バックアップを取って待機することをウォームスタンバイという。

 

 

 

 

仮想化環境virtualized environment 仮想環境 / virtual environment

仮想化環境とは、コンピュータ上にソフトウェアによって仮想的に構築されたコンピュータ(仮想マシン)が備える仕様や機能の総体のこと。

ハイパーバイザ型の仮想化では、コンピュータ上にハイパーバイザが仮想マシンVM:Virtual Machine、バーチャルマシン)を構築し、その上でOSなどのソフトウェアが実行される。ソフトウェアから見ると仮想マシンが物理的なコンピュータ本体のように見え、その提供するCPUメモリストレージやそれらの仕様・機能などの資源の総体を仮想化環境という。対義語は物理環境。

コンテナ型の仮想化では、元になるOSの一部を分離して他と隔離された専用のエリアを用意し、その上でアプリケーションソフトが実行される。その際の隔離されたエリアがOSとしてアプリケーションに提供する機能の総体のことを仮想化環境という。

 

 

 

 

ハイパーバイザーhypervisor VMM / Virtual Machine Monitor

仮想マシンモニタ / バーチャルマシンモニタ

 
 

ハイパーバイザーとは、コンピュータを仮想化し、複数の異なるOSを並列に実行できるようにするソフトウェア。コンピュータのハードウェアのように振舞う仮想的なコンピュータ(VM:Virtual Machine、仮想マシン、バーチャルマシン)をソフトウェアによって作り出し、その上で様々な種類のOSを稼動させることができる。

狭義には、OSに拠らずハードウェア上で直接動作し、実行されるOSがすべて仮想マシン上で動作するような制御プログラムのことを指し、XenVMware ESXHyper-VKVMなどがこれに含まれる。また、コンピュータのファームウェアなどに組み込まれて提供されるIBMLPARなどもこれに該当する。

広義には、何らかのOS上でアプリケーションソフトとして動作し、その上で様々なOSを動作させられるようにする仮想化ソフトウェアが含まれる。VMware ServerやVirtual PCMicrosoft Virtual Server、Parallels DesktopQEMUなどがこれに含まれる。

 

 

レベル5:リアルタイムで同期、ダウンタイムを防ぐ

ファイバチャネルあるいはFC over IPを使った同期転送

ミドルウェアの役割が非常に大きくなります。

一般的にデータベースの場合では、論理更新量に対してストレージへの書き込みが非常に多くなるため、WAN経由の保護には不利です。

データベースのジャーナルだけをストレージの遠隔転送機能で送るようにし、遠隔地のServerはこれを受け取って遠隔側のデータベースにつけ込む処理を実行できます。

転送量が7分の1から8分の1になり、ネットワークコストを削減。

平常時は待機拠点側でデータベースの参照系を動かすなどができるため、ITリソースを有効活用できます。

 

 

 

ダウンタイムdown time

ダウンタイムとは、システムやサービスなどが停止している時間を指す。突発的な障害によって起こるものと、メンテナンスやシステムのアップデートなどによって人為的に起こすものがある。

ダウンタイムが問題になる例として、メールサーバでは停止している間にはメールを受けとれないため、ダウンタイム中に送られたメールは送り主から遅れて再送されるか、もしくは届かないままになってしまうことが挙げられる。また、オンライントレードインターネットバンキングなどを行うサイトでは、サービスが停止することによってユーザの大きな損害に繋がることがある。他にもWebサイトなどでは、サービスが停止することによりユーザの不満が高まり、大切なユーザを逃がすこともある。

常に稼動していることが求められるシステムでは、ダウンタイムを可能な限り短かくすることが求められ、「ダウンタイムゼロ」というダウンタイムをなくすことが目標となる。

ダウンタイムを短かくするためには、突発的な障害に備えて予備のシステムを用意しておくことや、サービスを停止せずにハードディスクの交換などのメンテナンスが行える製品を使用するなどの対策が必要となる。

また、復旧のための対策を整えておくことで、突発的なダウンが起こった際のリカバリを素早く行えるようにすることも重要である。

 

 

 

 

Fibre Channelファイバーチャネル FC

Fibre Channelとは、コンピュータと周辺機器を結ぶためのデータ転送方式の一つ。主に、高い性能が必要なサーバで、コンピュータ本体と外部記憶装置を接続するのに利用されている。機器の接続には同軸ケーブル光ファイバーを用い、機器間の最大距離は光ファイバーの場合で10km同軸ケーブルの場合で30mである。最大転送速度は同軸ケーブルの場合で133Mbps、光ファイバーの場合では1.0625Gbpsと非常に高速。1台のコンピュータに最大125台の機器を接続することができる。ANSI(アメリカ規格協会)のSCSI-3規格の一部として採用されている。

 

 

 

 

FCIPFibre Channel over IP

FCIPとは、Fibre ChannelコマンドIPネットワーク経由で通信し、遠隔地にある記憶装置を直接操作するプロトコル

TCP/IPネットワーク上にある記憶装置を複数のコンピュータから直接利用できる。Ethernetなどで構築された既存のLAN設備を利用して、ネットワーク上に個々のコンピュータからは独立した記憶装置を追加する手法として、注目を浴びている。

 

 

 

 

ミドルウェアmiddleware M/W / MW / ミドルソフト / middle software

ミドルウェアとは、ソフトウェアの種類の一つで、オペレーティングシステム(OS)とアプリケーションソフトの中間に位置し、様々なソフトウェアから共通して利用される機能を提供するもの。OSが提供する機能よりも分野や用途が限定された、具体的・個別的な機能を提供する場合が多い。

多くのアプリケーションで共通して利用される機能やハードウェアの基本的な制御機能などは、個別に開発するのは非効率であるため、通常はOSの機能として提供され、アプリケーションはOSの機能を利用するだけで済むようになっている。

ただ、そのようなOSの機能はほとんどのアプリケーションが必要とするような極めて基本的・汎用的なものに限られるため、特定の分野でしか使われないが、その分野では必ず必要とされるような機能がミドルウェアとして提供されることが多い。

また、ミドルウェアの中には複数のOSやハードウェアに対応し、アプリケーションがOSの違いなどを気にしなくてもいいように設計されているものもあり、様々なプラットフォームで動作するソフトウェアの開発を容易にするというメリットがある。

どのようなソフトウェアがミドルウェアとして提供されるかは分野によって大きく異なり、ネットワークサーバなどではデータベース管理システムDBMS)や、TPモニタトランザクションモニタ)、アプリケーションサーバなどがミドルウェアとなることが多いが、組み込みシステムではOSの機能が大きく限定されているため、ファイルシステムGUI(Graphical User Interface)などパソコンならOSが提供するような機能がミドルウェアとなることもある。

 

 

 

⇩ 下記サイト参考にさせていただきました。

コスト効率の高い選択肢を豊富に用意: 富士通のIT-BCP/DRは、具体的に何ができるか-@IT

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